最近…というか、今日1日で読んじゃいました(*´-`)
K君の病院に行きましたが、どうにも具合が悪そうで何もできないまま約五時間…(ノ_・,)
毎年この時期は電車などで若い夫婦とかカップルを見かけると涙が出そうになるので、できる限り現実逃避をする自分…( ´△`)
そうしないとまた自分まで病んでしまう!
~という状況下、読みました!
「軍神の血脈 楠木正成秘伝」高田崇史著
大好きな作家さまです。
4月に発売されて以来、大事に読まずに取って置きましたがとうとう手を伸ばす時が来たれり!ってなわけで(^_^;)
なぜなら私の大好きな大好きな楠木正成~。
太平記好きは何度も公言しておりますが、いかんせん、太平記関連の資料も作品もそう多くはないのです。
南朝に命を捧げた忠臣、楠木正成の赤坂城や千早城での戦いぶりにはあまりの痛快さに夢中になり、湊川での失意のうちの自害には涙し、さらにその意志を継いだ息子正行の戦いにも涙した過去の私…。
彼らの足跡を追って信貴山や吉野も行きましたよ!!
確かに、正成の最期を繰り返すかのような正行の最期は何か違和感がありましたが、この本を読んで、やっぱり、というか、そうであって欲しいと思いました。
あくまでもこの内容には触れませんが(歴史ミステリーだし!)、高田先生のお話はそれに色んな要素が絡んでくるからさらに素晴らしいのです。
そういえば春先に読んだ本は、大塔宮護良親皇は実は死んでいなかった…という内容でしたが、「太平記」自体が謎も多い書物だからいろいろ想像させられますね。
さらに、南朝、北朝という皇室の系譜にも関連するから迂闊にとりあげにくい…というか…。
「太平記」を読むと毎回、暗くて悲しくて切ない気持ちになるのですが、この本によって光明が差しました(*´-`)
明日からは私もお仕事に復帰するので、1日の半分は現実世界で頑張ろう…