最近の本ではないのですが、古代史関連の本を多く書かれている関裕二さんの「おとぎ話に隠された古代史の謎」を読みました。
歴史は好きなのですが、古代史はどうも苦手です(´Д`|||)
だから他の時代に夢中になったようには日本神話や、「古事記」「日本書紀」には全く興味を示さず今に至ります(*´-`)
ひとえに名前が難しくて分からない…
しかも似た名前だと思っていたらやっぱり同一人物(神)だったり、全く別人だと思っていたらまさかの同一人物(神)だったり…で、ますます訳がわからず…
そして、時代的にも神話の世界なのか、現実にヤマトの世の中なのか、はたまた邪馬台国中の時代なのか、本当に前後関係もつかめず結局放棄する形になっていたのですが…
私が以上の理由により、投げ出していた訳が、なんとなくこの本を読んで分かった気がしました。
すでにいろんな所で、政権を簒奪して(蘇我より)我が世の春を長々と謳歌した藤原氏 (中臣)は知られていますよね。
真の歴史を隠蔽して、実は政権を横取りした自分達を正当化するために、過去のひとつの出来事を、いくつにも分解して話を多様化させて、つじつまをあわせていたというから、私みたいに訳が分からなくなってしまうんですねぇ。
まんまと藤原マジックにはまっちゃってるよ、ホント(*´-`)
ちなみに私、大学時代に「御伽草子」も専攻しました…が、経典や説話から派生したもの~くらいしか認識なかった…。
御伽草子と、語り継がれる「昔話」とはまた違いますが…。
さて、おとぎ話とは一体何だったのか…それはこの本をぜひ読んで見てください(^-^;)