うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

狸谷山不動院1。

2013-12-16 23:02:26 | 旅行・参拝
実は一乗寺界隈は今回初めて来ました。

前回は修学院離宮の見学時間の関係で、圓光寺まで拝観して引き返したので…(*´-`)

というわけで、昔からお参りしてみたかったのが、狸谷山不動院。
地図を見ても一際山の中っぽくて、冒険心をそそられます!



詩仙堂から八大神社を過ぎてひたすら道路を上っていくと、まず現れるのは自動車の祈祷所。



やたらと広々とした駐車場ですね

しかし、まだまだこれからが本番です。



この看板…、若干何も知らない旅人を不安に差せます。

深い山の谷間の道路には、奉納の石柱が連なり、信仰の篤さが感じられます…。



振り替えれば、はるかかなたに市街地が遠望でき、随分遠くへ来たものだと。

いつものことながら、詩仙堂では数組の観光客に会いましたが、その後誰も見かけません(^_^;)

谷間というか、切通しのようなこの山道…。



しばらく歩くと駐車場になり、いよいよ不動院目指して、最後の階段が姿を現します~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩仙堂。

2013-12-16 21:28:57 | 旅行・参拝


曼殊院から山裾の住宅街を抜けて、詩仙堂へ行きました。



詩仙堂は、徳川家康に仕え、大阪夏の陣にも出た石川丈山の造営です。

まさにでこぼこした土地に、見事に思いの外広い庭園です。
奥行きを感じます。



詩仙の間からのお庭。
また小雨が降りだし、暗くなりました(´・ω・`)



建物を見てからお庭を散策。



嘯月楼は独特の造りの屋根。



さつきの植え込みがこんもりしています。

最後は清貧を重んじ、ひっそりとした山里で文学に没頭した石川丈山、羨ましくも感じます。



鹿おどしが静かな中に響きます。
暫くチョロチョロと水の流れ、溜まっていく様と竹が上に跳ね上がる様にじっと見いってしまいました。



ふと見上げたら、欄間も素敵でした。



静かさが妙に心地よい空間ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする