うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

最近読んだ本。

2017-02-09 08:26:40 | 読書


本屋でぱっと目に付いた鳥獣戯画!

そうだ!最近忘れかけていたけどわたしは鳥獣戯画大好きでこのブログのタイトルも決めたのだった!!
…と(^^;)

「美術鑑定士・安斎洋人 鳥獣戯画 空白の絵巻」

中村啓著

宝島社の「このミステリーがすごい」大賞シリーズの文庫を買ったのは初めてでした。

鳥獣戯画にひかれて読みましたが、面白くて一気読み。(実は1月に京都に行った時の新幹線で読んでました)

京都の寺の仏像の中から、鳥獣戯画の一部らしい断簡が発見される。

それが本物だと鑑定され、オークションで10億円で落札され…しかし、それを巡って次々に関係した人が謎の死を遂げる。

オークションシーンなど見せ場が多く、映画を観ているような気持ちで読みました。

鳥獣戯画自体についても、作者や製作意図についても書かれているので、ミステリーファンではない鳥獣戯画ファンでも興味を持って読めると思います。

面白くてハラハラしながら読みました。

そして



表紙を裏返すと鳥獣戯画のブックカバー!(^^;)

鳥獣戯画、改めて奥が深い…手元にある美術展の時のカタログや資料を見返したくなりました。

兎の「月」とか。
詳しくはご一読ください。
コメント
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