「日本は韓国の文明化に貢献したのであり韓国を発展させたのである」 ハンスンジョ 高麗大名誉教授 (転載記事)
大韓帝国の滅亡と韓日合邦(日韓合併)が韓国民にとって不幸なことだったとしても、このことを単純に偏狭な民族感情でもって認識し対応しようとするのは、国家と民族のためにけっしてのぞましいことではない。われわれは、大韓帝国がなぜ日本により合併されてしまうという侮辱と悲運に遭遇したのか、その当時大韓帝国はどのような状況におかれていたのか、また国家指導者達にどのような選択の余地が残されていたのか、われわれは当時の歴史的真実を正確に知ることなしには、まともな判断はできないだろう。
韓国が国権を喪失するほかなかったその当時の状況下では、韓国が日本とロシアのどちらかに合併されるしかない状況だった。このような歴史的事実からして、朝鮮半島がロシアによって占拠されるのではなく日本に合併されたということは、なんとよかったことか?かえって近代化が促進されることによって、失くしたものにおとらず得たものが多かったことも認めなければならないようだ。
韓国の民族文化が日帝(日本帝国主義)統治の期間を通していっそう成長、発展、強化されたから良かったのであり、消失するとか弱体化したものは無かった。韓国の歴史とか語文学(国文学)など韓国学研究の基礎を確立してくれたのはかえって日本人学者達ではなかったのか?このようなことを言うとまたすぐ興奮する人たちもいるだろうが、事実は事実として認める客観性を重視することが学問をするにあたって正しいあり方だ。
日本の植民地支配が韓国人たちの成長発展の意欲を大いに刺激して韓国人の文明化を大きく支えていたのであって、客観的に(戦後の)韓国という国家のすばやい成長と発展を進める刺激剤の役割をしたことを認めなければならない。
日本の韓国に対する植民地支配は、かえってこの上なくありがたいものであった。恨めしく思うよりそれどころか福であったし日本人達に感謝することでありはしても、日政(日本統治時代)の間、日本人に抵抗しないで親日行為をしたことを理由に責められ、糾弾を受け、罪人扱いされる理由はないだろう。
転載:親日行為がそのまま反民族行為か? ー韓日関係の認識転換のためにー
訳 からけん ( )内はからけんが加えました