か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

ウソはしきりと絶叫する   9

2014年02月01日 | 東洋歴史

1903seoul_seodang_byherbertpontingこのシリーズもかれこれ一年になる。まるで公務員の仕事のようだ。遅い。いかん。急ぎます。

韓国のインテリ層には、冷静にものを見ることができる人がわずかながらいる。低能になるに従い盲目的な愛国者が増えるのは、両国同様だ。マインドコントロールの言葉は、常に分かりやすく疑いをはさみにくい。

日本ほどではないが、韓国にも良心的、科学的思想の持ち主はいる。今や実体験に基づいて政府のプロパガンダを否定できる人は死に絶えた。だからこそ社会科学の力が必要なのだが、韓国にその伝統はない。4千万人の政府の犬がいる。

これは一概に不幸なこととは言えない。犬は号令さえ変えれば何のためらいもなく右だ左だと向きを変える。

10年前、韓国は空前の日本語ブームだった。口々に、日本語は国際語ですから、と言った。聞いてもないのに言った。今や見る影もない。あっという間に大学の日本語学科の希望者は、10分の1に激減した。

クネの狂乱が収まればまた政府は号令をかける。日本語は国際語です、と。とたんに低脳は、日本にしっぽを振って日本語のテキストを開く。

韓国では今の時代は、信念を通そうと思うと命がけだ。交通事故とか、自殺とか、虫刺されとか、迷宮入りの他殺で死ぬことになる。そんななか、この本に出てくるソウル大の先生達に敬意を表する。僕の延世大は政府の犬ばかりだった。まともな人は海外逃亡した。

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「日帝強占期(日韓併合から日本の敗戦まで)の土地収奪」「慰安婦の強制動員」 

                                       アンビョンジク ソウル大名誉教授
                                                                                                              

日帝強占期には、あからさまな土地収奪はなかった。結論から申し上げますと、あからさまな土地収奪はなかった。それは、私達が全国各地に残っている「土地調査簿」とか「紛争地資料」とか「地籍図」とかを10年にわたり検討をした(結果分かったことである)。

当時の朝鮮人達の土地所有意識は、大変に高いものがある。そこで「お前の土地か、俺の土地か」に付いて、いい加減にしたはずはないのである。であるから最終的に民事裁判の土地所有関係の争いにまで発展した例は全国で2件しかない。

この点は研究途中のものもあり、公開したものではないが、なぜ韓国人は簡単に、(土地を取り上げられるような)紛争地について裁判を2件しか起こさなかったのか。確かめてみるべきだ。(あからさまな土地収奪があったならもっと紛争が起こったはずだ)

慰安婦の強制動員については証拠が一つもない。慰安婦問題のポイントは、どこにあるのか。慰安婦がいたということは言うまでもないことだ。それを否定できる人はいない。「慰安婦を強制動員したのかそうでなかったのか」がポイントだ。慰安婦を強制動員したという一部慰安婦経験者の証言がある。

しかし、韓国であれ日本であれ客観的な資料は一つもない。まさにここが問題だ。慰安婦の強制動員については証拠がない。日帝強占期に、裕福な人は娘を慰安婦に出さなかったし貧乏人は娘を慰安婦にした。つまりこのことは一定の自発性があったともいえる。(少なくともだれからも強制されてない)自発的慰安婦。それは客観的歴史的事実である。

                                 (からけん訳、カッコ内は訳者が付記しました)




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