か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

鉄馬を駆れ。

2014年02月01日 | 思想

男は、鉄馬を駆れ。野を駆け山をめぐり獲物をねらえ。男はそうするようにできている。前も見ずにひたすらプラスチック板をこすり続けるのは人前でマスをかいているに等しい。

西鉄電車に3年ぶりに乗った。僕以外の全員が、スマホとやらをしていた。否定しない。どんどんすればいい。だが、おまいらの気になる一言を言う。いい女は来んぞ。スマホを持った歩く性欲のメス豚が股を開く。日本の邪魔、世界の邪魔、人類の邪魔よ。立って歩く豚がそんなにいいか。

以上は、つながりすぎ社会、というタイトルで感情を抑え上品に書いた。

僕たちは、星を見て、風を聞いて、日の光から自分の位置を割り出してきた。ヤップ人は、何千キロも島一つない海原を正確に旅をして目的の島に着く。頭の中にジャイロを置く。これは男の特性だ。

このジャイロのない男が増えた。それを恥としない男が増えた。

自然は、無駄なことはしないという大原則がある。何日も何カ月も、平原を、海原を旅することは、もはやない。

Y染色体が消えている。日本人の精子がうすくなっている。方向感覚がない男、馬に乗っても嬉しくない男が増えているのだから当たり前だ。自然は無駄なことはしない。

それでいいのか。男は男を、女は女を磨け。馬はクルマという鉄馬に変わった。だからなんだ。僕は、高校のときからバイクに関心のない男は、ホモかオカマだと信じてきた。後ろに可愛いのを乗せたときの気持ちを忘れない。僕は、世界の王者だった。とくにブレーキをかけたときの乳の感触は忘れない。

クルマだろうがバイクだろうがどっちでもいい。「おまえはいい女だから俺と来るべきだ」と言ってさらってくる自信があった。少なくとも立って歩く豚を乗せたことはない。いい男は、敵のいい女をさらってくるようにできている。そうして良いDNAはさらに良くなる。

ところがそのクルマに異変が起きている。ナビだ、スマホだと面倒な仕組みがついた。

右だ左だと指図するそうじゃないか。よく平気で乗れるな。週末料金は高いのに、例によって時間がないだろ。あわててナビでモーテルへ。安い部屋はふさがって、「ボタンを押してください」に従って汚い部屋に行く。湿ったシーツ。見たこともない怪しげなビール。不当に高いコンドーム。

まだまだナビが続く社会になる。「ボタンをはずして下さい、脱がせて下さい、押してください、引いてください。」


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