か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

おねだり韓国の礎を築いた男 朴正煕  4

2013年01月18日 | 韓国

金鐘泌は悩んでいた。10億ドルなんてとれやしない。朴正煕はいつもの調子で大風呂敷を広げた。このカネで経済発展をして全世界に打って出る。経済で北朝鮮を凌駕する。

朴は相手が強いと見ると借りてきたネコのようになるが、相手の弱みを握ったと見るや容赦しない。

日韓国交回復の交渉はすでに10年も継続中にあった。妥結できないのはポイントがずれていたからだ。韓国は相手のカネ狙いで反共同盟という結婚をしようとした。日本は隣の貧乏な女に恵んでやるのだというスタンスを崩してない。これでは縁談はうまくいかない。

日本が途上国援助という根拠を曲げたことは一度もない。

日本の態度はこの上なく誠実だった。韓国側がそんなに補償にこだわるなら、なんと一人一人を調べ上げ損害額を算定すると言った。それを2千万回繰り返し韓国の個人被害を算定する、と言ったのに対し韓国は不誠実な返事をする。それには北朝鮮が入っていないじゃないか。そう言われた日本は、現在は北朝鮮の戦争被害の調査は不可能だ。戦争中だ、と反論する。

しかし、経済援助だと言っていた舌の根も乾かぬうちに、韓国は強引に北朝鮮の分まで戦後賠償に含めさせた。つまりカネにきたない韓国はどういう名目であれ金額さえ増えれば満足だった。韓国はこっそり、もらうカネの根拠を変えた。

今、日朝国交回復交渉において戦後賠償の話が持ち上がっているが、北朝鮮としては当然のことだ。自らは全くあずかり知らぬところでの決定に拘束されるはずはない。日本国内チンピラ右翼の近視眼的世界観に押された政府の失策だ。

兄にアメを2個やって兄弟で分けろと言ったのに兄は着服した。弟はもらってないと言いだし弟にもアメをやることになりつつある。ばか。

日本にはカネのなる木があるのではない。

金鐘泌韓国首相は大平正芳日本外務大臣よりも追い込まれていた。朴正煕は気が短い。10年待つのは限界を越えている。だが弱冠40歳の彼は、人間の迫力、教養、判断力、においてはるかに大平をしのいでいた。日本の大平は池田首相から叱責を受ける。なんでそんなに払ったんだ。当時の日本は世界銀行からの借金に大いに頭を痛めている状態であった。

ところが、金鐘泌にはそんな下品なそろばん勘定などどうでもよかった。金鐘泌という若造の登場は本質でないところで意地を張り合い、右翼を絶叫させる時間とエネルギーの浪費から、役人どもを解放した。

「興産なくして民主主義なし」の信念のもとに金鐘泌は日本との交渉に勝利した。若造金鐘泌を舐めて、何の情報ソースも持たず、情勢変化にも対応できず、ずるずるとカネばかりせびられて行ったのが我らの日本であった。

学べ、大国のはざまにある国は外交しか生きる道がないことをいやおうなく知らされている。百戦錬磨の金は間髪いれず返答し古今東西の故事を駆使して無教養な大平をけむに巻いた。完璧な日本語で。

日本国内には韓流とか言う韓国崇拝者が増えた。踊り歌い食うバカ者たちよ。バカを伝染させるな。

Posted at 2012/08/23

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