「かんざらし」 価格と商品とのバランスが必要だ。だったら食うなという傲慢さと勉強不熱心さが、街の衰退の原因だ。絶品と言える「具雑煮」の店も閉じていた。
僕は、すでに消えたものを求めたのかな。
アメリカ芙蓉というのか。
しかし、過ぎたるは及ばざるのであって、大きさにも限度がある。2,30年前セイタカアワダチソウがあちこちに生えだした。アメリカシロヒトリなども同じ部類の考え方ができる。
在来種を駆逐するやもしれぬと大騒ぎをし、刈り取る、焼却する、すだれに加工する、というB29の爆撃に対するバケツリレーが推奨された。今、人力の及ばぬところで自然は均衡した。
外来のものには違和感がある。日本人固有の感情か。いや人類誰でも感じる。
カナダエスキモーは隣村をひどく嫌う。ニューギニア高地人は殺し合いをする。アマゾンに点在する原始人たちは人殺しをして頭蓋骨を飾りそれが男の勲章になっている。
鯉は、遺伝子工学まで動員し異なるものを欲しがるが、ここの商店街も死んでいた。
そう考えると日本人はましなほうだ。なぜヒアリに大騒ぎするのか。毒か、在来種が駆逐されるからか。毒ならスズメバチは数百倍強い。そもそも在来種なんてない。人類が日本で発生したなら我々自身は固有種だ。残念ながら異なるものを嫌がる我々こそが外来種だ。
しかし、注意してほしい。だから危険生物を侵入させてよいというものではない。ヒアリ、韓国人、中国人、イラン人。現に犯罪を犯すものは駆逐すべきだ。
警察は外国人犯罪率の発表をしなくなった。労働力として利用したい資本の圧力だ。
今刑務所に来る手紙の半分は外国語だ。入れ墨おじさんが突然アラビア語の学習に目覚めたか。
官僚なら真顔でこういう。
「その可能性は否定できない。」