か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

平岡学園 素敵なランチ ありがとう

2018年09月01日 | 食・レシピ
 
学校が生徒さんたちの実習も兼ね校内に50席ぐらいのレストランを開いている。5,6年になるそうだ。僕の卒業生も進学した。韓国ならこの学校からぼくに莫大な賄賂が来るはずだが日本はさみしいもんだ。
 
学生はうまく手分けして分業化していた。先生方の指導があったにせよ物分かりの速くないのをここまでテキパキ動かすには相当の苦労があっただろう。
 
元来僕は、徒弟制度の中でこそ微妙な匙加減というものは伝わるものであり、一斉授業にはなじまないと考えていた。
 
それは間違いだった。戦前とは消費量が異なり職業も多様化する中でブラックもブラック、徒弟制度に飛び込む生徒はいなくなって当然だ。しかも情報は世界から仕入れなければならぬ。60年間饅頭だけこねてきた親父が突然フランス語をしゃべりだしたりすることはまれだ。
 
 
世界を意識した近代的、科学的指導法に変化しなければならない。
 
 
そういう僕も、天神でお菓子を作っていた。厨房とテーブルは断絶してお客さんの声はあまり来なかったが、たまにおいしかったと聞くと嬉しかった。
 
学生さんたちが一生懸命作っていた。日当はでるのかとか、単位に入るのかとか聞きたかった。
合わせて月謝はいくらかなど。学生たちは多くの賞を獲得していた。その分良いところに就職でき、なんといってもお客さんから喜んでもらえるというのがうれしい様子だ。。
 
冷製スープはまだざらざら感が強く冷たさが足りない。色をもっと薄くするべきだ。
 
ここのよさはパンにある。
 
今後とも学校は学生の純情を利用するようなイケナイ専門学校になることはない。たぶん。


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