か ら け ん


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そしてまた走ります。

ウソはしきりと絶叫する 62

2019年12月20日 | 韓国

<前回のつづき>

[1-1]ショービニズムの強風に抗して P27 ※訳者脚注

朝鮮と台湾は100年前近代化が始まる重要な時期に日本の支配を受けたという共通点を持っているが今日両国が日本に対してとる態度は全く違う。台湾は政府と民間すべてが日本に対してきわめて友好的態度を保ちつつ良好な関係を維持している反面、韓国は反日教育が続いたせいで政府、民間レベルすべて日本に対してひどく敵対的な態度を続けている。両国が似たような期間、似たような統治を受けたにもかかわらずこのような差異が生じた理由を問われるならば、おおざっぱに言って台湾に対する日本統治が朝鮮に比べて15年長かったことと台湾には日本以前に独自の王朝が存在しなかったためではなかろうかという返答に出会うことは多い。

 

しかしながら、このような差を勘案したとしても北朝鮮と韓国がみせている日本に対しての際立った敵対的態度は理解に苦しむ。北朝鮮の場合長い間抗日独立運動の伝説で知られる朝鮮革命軍勢力が権力を握ったため反日政策も当然かもしれないと思えるのだが、独立以降親日勢力が政権を掌握した韓国ではなぜこんなにも反日感情が高まったのだろうか。

 

普通の韓国人は過ぎ去った反日感情の根底には過去の日帝統治の期間を通じて朝鮮が多くの損害を被ったという被害意識があるようだが、同じ期間日本人たちは(朝鮮から)多くの恩恵を享受したと思っている。このように同一のことに対し持っている認識が互いに異なるため韓国と日本の間には深い感情の溝が生じたわけだ。韓国人の間に蔓延する反日感情の根底にはまず歴史学者による恣意的な資料操作と歪曲が存在し、これにに基づく強力な反日教育とイデオロギー策動が根底にある。

 

1905年以降、日本にとって朝鮮は植民地というよりは拡張した日本の領土だという意味のほうが大きかった。当時の日本人は朝鮮と日本を統治するにあたりだいたいにおいて本島人と同様の待遇を(日本政府は)したとみることができ、とりわけ朝鮮に対しては大陸につながっているという地政学的な重要性があるのでかえって本土よりはさらに多くの投資と産業施設が誘致されるなど有利な待遇であったと考えられる。ヨーロッパ列強が言うところの植民地とは、遠く離れたところに農場を所有するといった概念であったとすれば、日本において朝鮮と台湾は隣の店舗を買い入れて商売を拡張するといったような行為であったといえる。韓国人の反日感情はこの点に関しての誤解から始まっているようだ。

 

万一ある人がソウルに住みながら遠く離れた豪州とかージーランドに農場を所有しているとしたら彼は現地に一定のお金を投資して一定の収益を発生させることでその果実を得ることにのみ関心を持つだろう。しかしながら、本人の居住地であり仕事場である商店を経営している貧しい商人がかろうじて横の店を買収したなら、彼は力の限り新しく生じた店を飾りたて既存の店舗と統合しシナジー効果を得ることに注力するだろう。19世紀末と20世紀初め台湾と朝鮮を合邦した日本の立ち位置はこのような小さな裏通りの店の主人に似ているといえる。

 

したがって日本が朝鮮を開発することをして、あたかも豚を育て食うためだけのものだったとか大陸侵略のための兵站基地にしようという目的であったとして、我々自らが卑下する必要はない。日本が朝鮮を開発するにあたりよしんば長期的な収奪とか兵站基地を確保するという目的があったとしてもそれだけではなかったはずであり、朝鮮に来て苦労して農地を改良し産業を興した日本人たちの中には朝鮮に近代文明を伝え朝鮮を速やかに日本と同水準にひきあげてどうかしようという良い意図を持った人も多かったと思える。したがって過去日本が朝鮮に施した善意の恩をありのままにうけいれるけなら韓国人がをその恩に対して悪感情を持つことはなくなるだろう。すなはち、韓国人に存在する反日感情は政府の意図的な歴史歪曲から始まったことだ。私は歴史を歪曲しているのは日本ではなく韓国であると考え、これはまた国際社会の一般的なものの見方でもある。


※ ショービニズム 自分たちが属している集団の内的一体性を前提として,他の集団・民族・国家に対してとる排斥的,敵対的,攻撃的な態度,行動,イデオロギー,政策など (出典 コトバンク)

 

 

次回用メモ 그 가장 유력한 증거가 바로 1904년の 그 가장 유력한 증거가 바로 1904년から


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