5月の連休が明けてから雨の日が続いています。
今日も、降ったり止んだりとハッキリしないお天気でしたが、
「しゃくやく園」が見頃になってきたとのことで出かけてきました。
芍薬のつんと咲けり禅宗寺
一茶
案の定、途中小雨がシトシトと降りだしました。
路傍の草には雨粒が銀色にキラキラと光っていました。
到着した「しゃくやく園」では、小雨降る中、芍薬が期待通りに、シットリと咲いていました。
ところで、芍薬は、牡丹が散ってその後少し間を置いてから咲き始めます。
そしてその芍薬を見るたびに、先月見た牡丹とどう違うんだ?と疑問に感じます。
そこで、帰りがけに園内にある図書室で拾い読みをしてみると、
「一口に言えば牡丹は木で、芍薬は草」。
「そうだった、そうだった」と思わず膝を叩いてしまいます。
これで毎年終わるものですからもう明日には忘れてしまいます。
そして、また「どう違うんだ?」
進歩とか、発展とか、無縁のこの気楽さは最高です。
長居植物園「しゃくやく園」にて
(D7200+17-70)