今年も”陽光桜”が咲きました。
毎年陽光桜の開花を見ると思い出すのは、2015年映画「陽光桜」です。
陽光桜は、愛媛県の高岡正明さんという方が
寒さにも暑さも強い桜の品種をめざして開発した桜です。
高岡正明さんは戦時中教師を務めていました。
1945年8月終戦。
しかし高岡正明さんの教え子の半数が帰ってきませんでした。
その終戦直後から高岡さんは
「わしが教え子たちを戦地に送り込んでしまった」
との自責の念に苦しみ続けました。
そして、
「戦争という、二度とこのような悲惨なことを繰り返してはならない。
戦死した教え子たちの鎮魂と、平和への願いを託して新しい桜を自分の手で作ろう」と、
生涯を賭けた桜の新品種開発を誓います。
その30年後「陽光桜」が生まれました。
戦後73年目を向かえた今年も「陽光桜」は咲きました。。。。
長居植物園にて