今日は、少し油断して、少しばかり薄着をして出かけた所為でもありますが、
花冷えというよりは底冷えする気候でした。
その寒さの下で、山桜が咲き始めていました。
長居植物園にて
(D7200+18-200)
今日は、少し油断して、少しばかり薄着をして出かけた所為でもありますが、
花冷えというよりは底冷えする気候でした。
その寒さの下で、山桜が咲き始めていました。
長居植物園にて
(D7200+18-200)
今日は、昨日までの暖かさから一変し、寒い一日となりました。
しかし、吹く風にどこか春の息吹を感じます。
やはり季節の基調はもう止めようがないようです。
果樹園の一画で純白の李の花が春風に揺られていました。
李の花は、毎年、梅花が散って桜花が咲き始める、その少し前に開花します。
生まれ故郷は中国です。
日本には、飛鳥・白鳳あるいは奈良時代に、遣隋使船または遣唐使船に乗って渡来した、と考えたいですね。
万葉人はこの純白の花に、当時、世界最先端の国であった随や唐への憧憬を込めて、愛でたようです。
今からおよそ1300年前のお話です。
長居植物園果樹園にて
(D7200+18-270)
今日も良いお天気となりました。
朝、用心のため薄めの上着を羽織って出かけましたが、少し歩いただけで
無用の長物となりました。
大池のまん中に浮かぶ展望島の斜面でハナニラが咲いていました。
南斜面の一部を覆い尽くすように咲き、一体を薄紫色に染めていました。
光の角度で微妙に色合いが変化するようです。
英語圏での呼び名は、「スプリングスターフラワー」。
この英名の方が、見た目にぴったりです。
長居植物園にて
(X-E2)
昨年、終戦70周年記念映画「陽光桜」が公開されました。
教え子を戦場に送り出した教員の激しい自責の念から陽光桜という品種を開発した
高岡正明という方の物語です。
陽光桜にこんなストーリーがあったということをこの映画で初めて知りました。
その陽光桜が今日、満開になっていました。
高岡正明さんが陽光桜に込めた思いを、今どれだけ生かされているだろうか。
うららかなお天気の下で咲く陽光桜を見上げながら、そう思いました。
長居植物園にて
(X-E2)