お茶をどうぞ!

毎日楽しもうよ!きっといいことあるよ!

男性着付け

2019-11-07 23:34:09 | 古典着付け
この頃右手の中3本指の根元がきつい!!ばね指で着付の
後は腕全体がしびれる。
中指が自由に曲がらないので着付けの際、紐が
強く結べない!!男性着付けは結構力がいるのね。

袴下の長着がすでに短く仕立てられたのは半着付け
と言います。裾線は擦れないように裏地が裾を包むような
仕立てになっております。

袴の着付けの時は男性は角帯を締めますが帯が薄く
一文字の形が決まらないときは板を使うといい!!
その時の帯結びは貝の口でもいい!!

半着付けが袴から出ないようにきれいに始末するときは
背中心の腰あたりで布をつまみあげて脇のラインをすっきり
と整えたら腰ひもに引っ掛けて帯を結ぶこと!!
男子着付けのポイントはお腹まわりに補正し帯をしっかり
結ぶためには後ろに腰パットを入れておくと形が決まります。

※襦袢の時の腰ひものすぐ下に着物の腰ひもをかけること!!
ストッパーになる。襦袢の腰ひもの上に着物の紐が来ることは
NG!!男子の着付けは簡単なようでいい形に仕上げるには
なかなか難しいものです。いざという時に備えての着付けの
練習は必要かも・・・



  













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帯のバランス

2019-10-04 23:27:04 | 古典着付け

早朝、よこなぐりの雨から一転お昼前から眩しいほどの青空!!
気温も上昇10月とは思えない暑さ!!31℃ですって!!本来10月は
衣更えで着物は袷になるんですが、この気温では単衣末ら
暑く感じるほど!!年々の温暖化に臨機応変に対応しなくては・・

古典着付けの中では帯結びはほぼほぼ変わらず、後見結び
角だし結び・柳結び・文庫結びは必須なのです。
写メは後見結びですが矢印の結びは、日本舞踊花柳流独特の
後見結び(他流は左の後見結びが主流)
いづれもバランスが難しい・・全通の袋帯で結ぶとシャープさに欠ける
7寸帯だと仕上がりがいい!!何度結んでも納得のいかない帯結びです。

補正のバランスもとても重要!!補正で着付けの良しあしが出ます。
鳩胸のかたの場合・・胸にはあまり補正はしませんが首と肩のラインに
カット綿で形を決めたら襦袢とカット綿を襦袢の上からざっくりと縫う!!
補正と襦袢の着方で着付けはほぼ決まると思いますので手を抜かず
肩から帯位置のなだらかなラインを作ると納得のいく着付けが出来ますよ!!

今宵は三日月と木星が並ぶ夜空がいい・・心なごんだわっ~~~



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巻き方

2019-09-21 21:44:23 | 古典着付け
昨日、いつものように古典着付けの講習会の
お手伝いをさせていただきました。
モデルと前・後ろを担当する役を決め3人一組で
すべてを交互にそれぞれがお勉強いたします。


古典着付けでは帯の下線から赤い色のしごきを巻きます。
しごきは一条の長さがあるので一般的には一条と呼ばれてる。

一条の結び方は後ろ背中心から10cmほど取り胸紐にひっかけて
下線をしっかり引きながら、脇、前の下線が同じ高さで2回巻し
後の背に残りの一条をねじりなかに始末する。
※一条をゆるみなくしっかり巻くと前の余分な部分がおさえられて
  綺麗に仕上がります。

※枕をのせたあと枕の下に余分な部分があったら帯揚げの下線で
  余分な布を包み込むともこもこせずすっきりとできます。

写メの引き着のモデルさんは男性です!長きにわたり日舞をされて
いたのですがご病気の後,自装が出来なくなり、今は講習会の皆様の
為にモデルを務めて下さっております。日舞の心得がある方は
形が綺麗ですね!写メのポーズも決まっております!!
なんどきも頼りにしておりますよ~モデルをいつもありがとう・・









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振袖の長襦袢

2019-07-04 23:49:45 | 古典着付け

今朝、玄関を出て思わず引き返した!!横殴りの嵐のようなもの凄い雨!!
雨脚にたたかれた向いの建物の屋根を眺めながらしばらく様子を見ていた。

しびれを切らしてバス停に向かう。ビニール傘の骨が折れた・・
目的地に着いたら雨は小降りになっており・・濡れた靴が電車やバスの冷房でも
乾かず靴下も!!座骨神経痛のある左足が痛い・・今日の雨で体調もイマイチ!!

東京では雨の被害はないのですが九州の大雨は崖崩れや河川の氾濫で不安な夜を
過ごしているという・・被害が拡大しないことを祈るばかりです・・





本日の古典着付けの一部をご紹介いたします。
振り袖の長じゅばんが踊っているときなどに袖から出ないようにするために
「振りどめ」・・振袖にひと針縫い糸をたるませておくやり方
袖下線からひと手のところと袖の真ん中あたりの2カ所を止めておく

古典着付けでは娘役には丸ぐけの帯締めを使います。一般着付けのように組みひもは
本来使わない!!丸ぐけの縫い目は見えないように結んでください!
以前、そこまで気にもせず結んでいたら師匠に注意されたことがあったの・・
最後まで気を抜かない!!何事も最後の一呼吸は大事!!



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子供踊りの帯

2019-06-06 23:51:15 | 古典着付け

子供着付けより~

着付けの最初に巻くのが裾除け(おこし)ですが腰回りがあり
前で合わせの部分が浅い場合は前から回し後ろでタックをとり
うしろで結ぶ方法もあります。前から回して後ろでタックをとり
紐を結ぶ(前の状態が後になっている状態です)

「立て矢のじ結び」は立てやが縦に立っている形なので
おたて結びともいいます。小さな子供向けの結びです。

吉弥結びは後見結びを半幅で結んだものです!(枕板は使いません)
着物は赤の格子に石竹(せきちく)柄。石竹は中国原産のなでしこ科の
多年生植物。カラナデシコ


今日は6月6日・・昔から芸事は6月6日から始めると上達すると言われて
いわれている。おけいこの日・いけばなの日だそうです。
お稽古事が好きで盛んな日本人・・習い事に年齢はありません!!

日舞の先生からから聞いたことですが2日前に83歳の素敵方が入門されたと!!
生涯現役のそのパワーに拍手喝采が起こったそうです!!


コメント (2)
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