今日は仕事が早めに終わったので2時すぎの遅いランチの後
このまま帰るもよし・・そうだわっ気になっていた映画を
観ましょうと映画館へ・・夕方には終わるし・・
「関心領域」第76回カンヌ国際映画祭グランプリ・第96回アカデミー賞
国際長編映画&音響賞を受賞
予想より意外にヒットしており👆入場の際ポストカード(3枚入り)の
配布がありました。
関心領域とは・・なんでこの題名なのか??調べてみたら第二次世界大戦中
ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンナム郊外にあるアウシュビッツ
強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために
使った言葉らしい
この映画はアウシュビッツ強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の
所長とその家族の暮らしを描いた物語です。
映画の中ではアウシュビッツ強制収容所の残酷な様子は映像としては映り
出されてませんが収容所から聞こえてくる残酷な声や音・建物から
上がる煙、家族の何気ない会話や視線がむしろその残忍さや恐怖を
駆り立てられ観た人は何とも言えぬ気分になると思う・が視点は鋭く深い!
最後のシーンはこの映画の終わりは作中のことではない!!
現代・・未来に強く訴えている 特におススメの映画ではないのですが
支配する側の狂気と絶対悪に怒りがこみあげてくる・・
冷静に私たちは戦争の行きつくところを知ることが大切だと思う
ルドルフヘス後に絞首刑ですが行いがそれ以前の問題。
家族も皆平然としてるのが怖い。
音が不気味で、さすが音でアカデミー賞オスカー獲得と思わせる作品でした。
コメントありがとうございます。
この映画は、確かに後味の悪さが残りますが
観たからこそ、不気味さと人間のもつ残酷さを知り
現代でも共通することがあぶり出せれている気がします。
ホロコーストの映画はいろいろ観ましたが、今回のような
視点の映画の撮り方は今までにないと思う,淡々とした
日常の描写の中に潜む人間のおぞましさ強烈でした。