お茶をどうぞ!

毎日楽しもうよ!きっといいことあるよ!

上野の森へ

2012-11-28 21:29:13 | 美術館
冬将軍到来!今日は寒い一日でした。


先週のことですが書きそびれたことを記します。

東京国立博物館平成館・特別展『中国 王朝の至宝』展を観てまいりました。

きっとすごい人だろうと予想はしていたものの祝日ということもあり

予想以上の人・人の波に圧倒され出だしは良かったのですが、かなりの展示に

終了後は疲れがマックスに・・もう目がチカチカと・・長丁場には弱くなったわ~

中国の広大な大地を統一することは地図を見ただけでも凄いとしか言いようがない!

王朝の曙「蜀」の時代に金を多用し独自の文化があり高度な文化が存在したことを

初めて認識した。うぅ~なるほど・・・

常に動乱期であった中国を初めて統一した王朝が「秦」私達になじみの始皇帝は

あの「万里の長城」を建設したことでもつとに知られるところですね。。

私達が身近におもう時代は「唐」遣唐使が海を渡り鑑真和上がいた時代、

日本に中国文化を色濃く取り入れた時代ですね。

宋の時代に青磁が出てくるのですが中国の歴史は深くて一度には覚えられません!

今回の特別展では中国文化変換の様相を対比できたことと、

過去に生きた人々の精神が時を経て息づきさらに進化を遂げ

日本の文化の礎を築いた大陸はやはり広く、懐が深いと思いましたね。。


昨今の日中関係の危うさを想うと、お互いの主義主張は文化で深く結んだ

精神とは別ものなのね!問題の解決もきっと棚上げで次世代へと繰り越しに・・

私はそう思う・・戦争を挟んでの積年の思いがある限り解決が遠のくのではと

憂えてしまうのは私だけでしょうか・・





上野の森で紅葉狩・・都の錦・・素敵な景色に心癒されました。。。


















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出光美術館へ

2012-04-29 23:22:18 | 美術館
ゴールデンウィーク初日は着付けのお仕事のあと、出光美術館へ出かけ

「悠久の美」を観賞してまいりました。

あまり興味の範囲ではなく!てっいうかほとんど知らない青銅器を

この機会に知る!きっかけにしたくてね!!6月10までなので是非お出かけを!

中国の商(殷)・周時代には青銅器がすでにあり王への服属の証として

用いられていたということです。(日本は縄文時代)その時代の信仰された天の神や

祖先の霊に対する祭礼に用いられた供応のための容器だったらしいのね。

時代を見て学ぶ・・大陸の遺産の凄さを見せつけられました。

日本の芸術と呼べるほとんどが中国からの恩恵なのです・・手先の器用な日本人は

時代を経て日本独自の芸術までに高めていったのです!でもルーツは中国なのです。

以前、上海を旅して思いました、かつて日本が侵略した歴史がありそこには両国の

深い溝は国交がない時代があったことを・・上海のものすごい人の流れや生活の

勢いを目にした時、大陸の力強さは何者にも侵されない!何かがある・そう思いました。






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工芸展へ

2012-04-23 23:21:00 | 美術館
今日もめまぐるしく約束をこなす!

午前中仕事→午後から着物展示会へ(お付き合い&お勉強)→そこで指輪の注文を受ける

→夕方三越で開催中の東日本伝統工芸展へ(最終日知人の従妹さんの作品がお目当て!)

着物絵展示会の後だったのでもう目がチカチカ・・よくばって作品を観ても何だか

頭に入らず・・素晴らしい作品の数々なのにスルーした処も・・そんな中でも

印象に残った作品が!「翔稜硯  雨宮弥太郎」思わずこの硯で筆をとってみたいと思った。

出歩いた分何かに出会う・・やっぱいいものに出会うともうそれだけでも嬉しい!

夜は指輪デザイナーの先生と日本橋千疋屋で次回作の打ち合わせ、毎日楽しいのだが

家事がおろそかに・・優しい夫も「いい加減にしたら!ですって・・」うぅん~もうーーー



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いざ!上野へ

2012-04-16 23:43:35 | 美術館
沖縄から戻ってから忙しい毎日!疲れがドットでてしまい

今日は家でごろごろ何もしない一日を過ごす。とはいっても・・家事もありですが・・

そうそう茶友と上野のお花見&国立美術館で「ボストン美術館日本美術の至宝」を

ダブルで楽しんじゃいました!(実は金曜日のことなの!桜をアップしてないな~と思いだし!!)

見ごたえのある特別展でした。6月10日までなので是非お出かけください!とにかく観てほしいですね!

日本美術の伝道者フェノロサ・日本びいきの大コレクター ビゲロー・岡倉天心らの収集力によって

素晴らしい作品が残され、今こうして本物を観ることができる!眼福のひと時でした。

今回特に印象に残ったのが曽我蕭白!「雲龍図」を始めとする傑作に出会えて感動でした!

水墨画は静寂の世界へ誘う感覚が大好き!今回は長谷川等伯の龍と曽我蕭白の龍のエネルギーは

圧巻!釘付けになりました。呑みこまれるような、すーと引き込まれていくような・・とにかく凄かった!



花の雲 鐘は上野か 浅草か   意外に上野の森の桜を愛でのんびりと楽しんだのは久しぶりのこと


     



「春ごとに 花の盛りはありなめど あひ見むことは いのちなりけり」
 釈文・・春ごとに花の盛りは必ずあるはずのものだがその花の盛りに出会うこが
      できたのは寿命があってこその意味


花を愛でるとき決まって思い出す和歌です
(4年前兄が亡くなった時目にした古今集で胸にすうーっと入った)


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国立博物館へ!

2012-02-15 22:31:45 | 美術館
「北京故宮博物院200選」・・中国皇帝のコレクションの200点!目が眩むほど

堪能してまいりました。友人のアドバイス通り見終わるまでは時間がかかるし

かなりの人なので午後からがよい!との教えを守り午後から閉館間際まで

たっぷりと楽しんでまいりました。が・・出るころには目がチカチカと~疲れた~

北京故宮博物院は明の永楽帝から清の宣統帝溥儀(ラストエンペラーの溥儀は誰でも知っている皇帝)

まで24人の皇帝が居城とした紫禁城に由来し180万を超えるコレクションを擁してる。

選りすぐりの200点を観賞し、もうただただ中国の凄さ!中国文明の豊かさに圧巻でした!

清朝6代皇帝・・乾隆帝の多文化共生の精神が息づいて、ここに中国の最高傑作な国宝級の作品と

出会えたのです!皇帝の世界観が盤石の中国文化の花を開らかせたのでしょう。。

かな文字が好きな私はやはり書の素晴らしさに感動致しましたね。いつもはお土産コーナーを

素通りするのですが、今回は足を止めメノウの印を求めました。しばらく筆を置いていたのですが

書の素晴らしさに心動き!もう一度筆を持ってみたくなりました。

友人のYさんから頂いたチケットのおかげで、かな書道に導いて下さったS先生を思い出し

(ご病気で会うことが叶わず・・)感謝の心は続けていくこと・・立ち止まっていた私の

背中を押してくれたようで・・人はある時自分の意味に気がつくことがある・・・Yさん有難う。。


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