母の介護の為、6日間実家に帰っておりました。施設から一時的に戻ってきた母は
ひとまわり小さく、おぼつかない足取りでも懐かしい我が家の匂いを全身で感じ幸せそうでした。
話がかみ合わない生活は本当に大変~絶望、怒り、悲しみ、切なさ、そんな気持ちと毎日、カクトウでした・・
痴呆がある母の心は何を感じているのだろう・・
食事、お薬、排泄が興味の対象で、今まで母が持っていた常識、知識、培ってきた人生が
どうして遠くに押しやられてしまうのか・・母の延長戦上に私がいる・・気持ちが収められないまま
機上の私は南の碧い空を後にしました。
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空仰ぐ 淋しき母の まなざしや