沖縄での行事をこなしやっと東京に戻ってまいりました。
今回も夜な夜な友人たちと食事会&飲み会と楽しいひと時!
2週間あっという間の日々でした。
滞在中、気になった本を3冊読破!その中でも一押しのこの一冊!
「宝島」・・沖縄を舞台にした若者たちの物語。1952年から
本土復帰(返還)の1972年までの20年間の沖縄の本質にせまる
この小説は今の沖縄の現実を改めて考えさせられるものです!
故郷沖縄の苦しみと痛みを、東京出身の真藤順丈さんよくぞ書いて
世に出してくれた!!
ウチナンチュー(沖縄県民)はこの一冊を是非読んでほしい!!
コザ市街での暴動や私が生まれる前の基地があるゆえに起こる
生々しい事件・事故、先人達の沖縄を取り戻すための戦いをこの本が
教えてくれた・・
今回も沖縄にしかない行事をこなした・亡くなった方に対して執り行われる
あの世の正月十六日祭を考えても他府県にはない沖縄だけの文化を思う時
復帰は二国の関係強化のためアメリカのいっそうの一体化この島に基地を
残しておきたいのは他でもない日本人だと・・・・その一文に
ヤマトの世からアメリカ世と支配体制が変わる中でこの世の摂理はどんな時でも
移り気で不変なものなんてありはしないと知っている・・その言葉がすべてを語る
最後のくだりに「そろそろほんとうに生きることがきた・・」結んでいたその言葉は
とても重く胸にずしっと響いた・・
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