そんなものお金をもらってもいらないのですが、むりやり置いて行かれてしまったものは何とかしなければなりません。
早朝の北西の風がすごかったらしく、北西に山がある我が家では目立った置き土産はありませんでしたが、朝から被害報告の電話が数件かかってきて対応を。その後、ちょっと出かけるとハウスが飛んでいたり、トタンがはがれていたり、シャッターが外れていたり、木が倒れていたり…。
結構すごかったんだなと実感。(^^ゞ
地元の農家の方々はハウスを飛ばされたり曲げられたりで大打撃のようです。(+_+)
また、大島では多くの方がなくなってしまったようですね。
とてもつらい話です。
自社で施工した建て物の被害はおかげさまでごくわずか(瓦が持ち上げられた程度)でした。
あとは新築現場の仮設トイレが倒されたことくらい。杭4本で固定してあったんですが…。
海岸だからでしょうか。
房総の浜風はすごいので、海岸付近での暮らしを始めたいと思っている方、なめてかからないでくださいね。
他の被害は自社施工以外の建物で、アンテナが飛び、シャッターを外され、屋根が飛び、大きなドアが壊れ…。
それなりに被害があり現場を回りました。近くまで行った施主さんの家には寄ったり、周りから見ながら被害確認を。
結果今日一日脚立と二連梯子を積んで走り回っていました。
最後は日没後まで飛ばされた屋根の養生をして作業終了。
明日も補修の続きと軽微な被害の確認があります。
それと同時に保険適用のための見積もりをいくつもこなさなければなりません。
(+_+)
バタバタな日々が続きそうです。
さて、我が社の台風対策を少しご紹介します。
先代(父)が対策していたやり方です。
作業場のシャッターは高さが高く幅も広いので、強風が吹きつけると外れて壊れる恐れがあります。
そこで、外れ止めを内側に施します。
第1段階は縦に3本板材をはめます。
第2段階はカンヌキのような横木で縦木を補強します。
第3段階は控えの木を取り付けて縦木と横木をシャッターにしっかり突っ張ります。
今回は、過去10年で最大級といわれていたので最大級対応の第3段階を施工。
おかげさまで縦木が横にずれただけで済みました。
シャッターが壊れる原因はしなってレールから外れること。
これを防げばほぼ壊れる心配は防げることができます。
風当たりの強いん場所に幅の広い(幅2.5m~級)シャッターをお持ちの方は参考にしてみてください。
※ちなみに、南側にある多くのガラスは雨戸がつけられないので、強化ガラスを入れてあります。
被害にあわれた皆様には、お見舞い申し上げます。
m(_ _)m
南房総の沿岸地域では雨風対策を入念に
千葉・南房総 (株)加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com