だんだん寒い日が多くなってきましたね。
今日はかなり寒く、みんなふるえながら?仕事をしていました。
完全な外仕事じゃなかったのが幸いです。
ブログでは書いていませんでしたが、諸事情により浴室改修を1週違いで
2ヶ所同時進行して実はバタバタです。(^^ゞ
先に着工した現場では浴室の改修を終えて洗面所の改修を進めています。
この現場は祖父が設計して、現場で父が建てた家で、私が幼稚園の頃建築したので
約35年くらい経っています。
お施主さんが「運動会にお父さんがここから出かけて行ったんだよ。」とお話し
してくれました。
おかげさまで、大規模に直したのは1階のフローリング程度です。
今回は初めて水回りに手が入りました。
今までは0.75坪(約1.8m×約1.36m角)の浴室と同じ0.75坪の洗面脱衣室という
今となってはやや狭めの組み合わせ。
最近よくある一般的なサイズは浴室と洗面脱衣室が1坪(約1.8m×約1.8m)どうし
の組み合わせだと思います。
今回の改修では綺麗なお風呂にすることはもちろんですが、お施主様御夫妻も
お元気とは言え御高齢になっていて、それなりの備えも必要になりますので、
快適性と安全性を備えた浴室に改修することにしました。
改修内容は浴室を洗面所脱衣室側へ拡大して1坪に。
採用したメーカーは高い断熱性能とホーローによる高い清掃性が長所の
タカラスタンダード。 モウキキアキマシタヨネ (^^ゞ
多くの手摺設置や床の段差などを解消してバリアフリー化・高性能な窓や断熱材の
しっかり入った壁で寒さを軽減する断熱化・そして面積増加による浴槽と洗い場の
大型化で快適性の向上を図っています。
浴室は広くなりましたが、洗面脱衣室の1/3が浴室になってしまい、そのままでは
洗面脱衣室が狭いので、裏手に増築をして平面がT型と変形ではありますが、1坪強
の洗面脱衣室にしました。
現在は洗面脱衣室の増築工事を進めています。
裏手のさっかい(房州弁で、一般的にはテラスといったところですかね)が広いため
そこに増築。
弊社ではリフォームでもできる限り新築と同等の断熱性を推奨しています。
今回は壁に密度が10K厚さが100mm(密度が高く厚みが厚いほうが性能が良い)
というこの地域で新築住宅で一般的になりつつあるレベルのものを採用。
天井も同等品で行う予定でしたが、面積が少なく在庫品が使えるということもあり、
予定よりグレードアップした物を採用しました。
赤い断熱材がその断熱材で、壁のものと同じ100mmですが密度が高性能な16Kなので
約24%程度性能アップしています。
床にも断熱材をきちんと入れて、施工を新築同様に適切に行うことで、しっかり
性能を発揮できるようにしています。
断熱の施工はまだまだ不適切なものが多いようなので、下手な新築よりもはるかに
しっかり丁寧な施工をやっていると思います。
断熱材の正しい施工法を、あたり前にしているだけですが。(-.-)
枠周りの特殊な造作をして終えて、壁下地ボードなどを貼れば工事も終盤になります。
リフォームでも断熱は抜かりなく。
千葉・南房総 (株)加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com/