けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

連ドラ「続・最後から二番目の恋」(14年春・フジ)

2014-07-10 18:00:00 | ドラマ(2014)
岡田惠和さん脚本の連ドラ
続・最後から二番目の恋」が終わってしまった。

前作、スペシャルと楽しく観てきたが、
本作も期待通り楽しくも、しみじみとするドラマであった。

小泉今日子さん演じる、吉野千明、48歳。
中井貴一さん演じる長倉和平、52歳。

自分より少しだけ年が離れているが、話の大筋よりも都度都度出てくる台詞に共感し、
「そうだよな」「いいこというな」と毎回観ていた。

「人生って何が起こるかわからない。
 だって、46歳の私より48歳の私の方が若い気がする。
 吉野千明48歳、長倉和平52歳。たして100歳。
 こうなったら目指せ二人あわせて200歳。人生まだまだファンキーだ」



ぜひ続・続をやってほしい作品である。
いい台詞が多すぎて書ききれないが、最終話からの名台詞を二つほど。

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ドラマの撮影開始後、上司(アホ部長)から
設定を変えるよう言われて激怒するスタッフに対する和平の言葉。

「ただあの、私50過ぎて今市役所でね、
 2つの課長を兼務させていただいてるんですけど、
 人が働いている場所はどんな場所も、現場なんだって。
 や、ふざんけじゃねえやってらんない。
 上の奴は現場のことは何もわかってないって、
 みなさんそう思われると思うんですよ。いや私もそう思ってきました。
 でもね、こうやって朝からみなさんが準備をして撮影する場所も現場なら、
 そのむちゃくちゃなことを言ってくる、あの」

「アホ部長?」(千明)

「あいや、部長さんがいる場所も現場なんです。
 それはあの社長も、我々からしたら市長も、みんな現場で働いている。
 それぞれの場所にはできることとできないことがあって、
 それぞれにやってらんないよ、ふざけんじゃねえって思うことがあって、
 間違ってるってわかってるけど、
 やらせなきゃならないこと、やらなきゃならないことがある。

 それはあの別に会社とか役場とかそういう組織だけじゃなくて、
 家庭の主婦なんかもおんなじなのかもしれませんね。
 もちろんね、そんな辛いことのない上の上の上の世界あるのかもしれませんし、
 下々の者働かせて、面白おかしく生きている人もいるのかもしれない。

 でもね、そんな人も我々から見たらそう見えるだけであって、
 きっとたくさんの大変な現場を乗り越えてその地位に立っているんじゃないかって、
 そういうように思えるようになったんですね。
 人それぞれにはそれぞれの立場があって、それぞれの現場があるんだって」

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長倉家のアルバムを見ている最中の千明の語り。

「人が大人になるということは、それだけ多くの選択をしてきたということだ。
 何かを選ぶということは、その分違う何かを失うということで、
 大人になって何かをつかんだ喜びは、ここまでやったという思いと、
 ここまでしかやれなかったという思いを同時に思い知ることでもある。

 でも、そのつかんだ何かがたとえ小さくとも、確実にここにあるのだとしたら、
 つかんだ自分に誇りを持とう。勇気を出して何かを選んだ過去の自分をほめてやろう。
 よくがんばって生きてきた。そう言ってやろう。そして、これからを夢見よう。
 
 世界を嘆くのではなく世界を信じるんだ。私だって、その世界の一員なのだから。 
 48歳の若僧は今そんなふうに思う。

 人生とは、自分の未来に恋をすること。
 一人でするのがつまらなければ、誰かと一緒に未来に恋をしよう。
 友であれ、恋人であれ、夫婦であれ、家族であれ、
 隣に気の合う誰かがいてくれさえすれば、人生はさらにファンキーになるはずだ」

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名台詞の出所;(7代後の孫への話ブログ
いつもお世話になっています。

コメント
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