けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

小説「ハードラック」(薬丸岳著)&お肉のスギモト

2015-06-01 18:00:00 | 書籍(コミック)
薬丸岳さんの「ハードラック」を読んだ。
久しぶりの薬丸さんの作品である。



主人公は、日雇い仕事すら失い、
ネットカフェ難民となった相沢仁・25歳。

仁は闇サイトを通じて、
振込詐欺の出し子の仕事に手を出すことになる。

さらに仁は、「大きなことをするため」、
闇サイトで仲間を募り、軽井沢の豪邸に
押し入ることを計画し、実行に移る。

その豪邸に押し入った直後、
仁は何者かに殴打され、気を失う。
気がついた時には、豪邸は炎に包まれ、
手には血がべったりと付いていた。

仁は強盗放火殺人犯として、警察に追われる。
この先は、小説を読んでもらいたい。

読むには面白かったが、共感は出来なかった。
仁にしろ、他の仲間たちにしろ、
自分の境遇を他人のせいにし過ぎると思う。

仁は、母親が再婚した相手の連れ子のほうが出来が良く、
継父と仲が悪くなり、家を飛び出してしまう。

正社員として勤めていた食品加工会社では、
上司を殴って退社。
その後、派遣社員として自動車メーカーに
勤めるものの、派遣切りに合い、無職に。
その後は、上記のとおり。

親や連れ子である弟にも見栄を張り、
本当のことを言えず、犯罪に手を染めていく。
そして、自分は運が悪い、
こんなはずではなかったと、世間を恨む。

自分に起きたことは、運不運はあるだろうが、
元を正せば自分に問題があるのではないかと思う。

この後読んだ宮本輝さんの「海岸列車」は、
自分に起きたことを他人などのせいにせず、
懸命に真面目に生きる人たちの話であり、
共感できた。

話が重かったので、ここでお口直し。

先日、クレジットカードのポイントでお肉を貰った。
選んだ先は創業明治33年のスギモトさん。



赤身のお肉、800グラム。



早速、家族3人で賞味することに。



おちぇのもあるよ。
でも、お姉ちゃんにも食べてもらおうね。



おちぇ、美味しい?



美味しいんだね。



おとんからも。



おかんのも狙っているね。



真剣ですね。



乗り出しましたね。



お座りしないと貰えないって思ったのかな?



頑張りますね。



自分の分は食べたでしょ。
それに、おとんのも少しあげたでしょ。

あっ!



よかったね。おかんからも貰えて。
最後にコラーゲンガムね。



美味しいお肉だったね。



やっぱりみんなで食べると、美味しさが増すね。
また、みんなで食べようね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする