小川洋子さんの「最果てアーケード」を読んだ。
小川さんの作品は、これが3作目であろうか。
少し寂しい話であった。
「わたし」はまだ高校生なのに、一人ぼっち。
友達のRちゃん、衣装係さんと、
登場人物もつぎつぎと亡くなっていく。
そして、ノブさんのお店にある、
雄ライオンのドアノブが付いた奥部屋。
最後には愛犬べべを残して、
「わたし」はひとりでその奥部屋に入っていく。
う~ん、自分には難しかった。
小川さんの作風が好みではないと言うことだろう。
しかし、「博士の愛した数式」はとても好きな作品である。
寺尾聡さん、深津絵里さんで映画化もされたが、
そちらもとても良かった。
ね、おちぇ。
聞いてますか?