おはようございます。
社労士事務所人事アップ 社会保険労務士 人事コンシェルジュの岩切勝造です。
3月もスタートし、消費税増税1ヵ月前を迎え、さらには年度最終月と
世間も何となく慌ただしい雰囲気になってきました。
終業式や卒業式などイベントもあり、春は別れと出会いの時期でもあります。
さて、そんな中先週、龍桜高等学校(元加治木女子高)で、
卒業を目の前にした高校3年生180名を対象とした授業で、
「社会人になったら知っておきたい労働保険と社会保険」
をテーマに、1時間話をさせて頂きました。
内容としては、
就職して、初めてもらう給料明細の見方、
その中で、控除されている雇用保険料や健康保険料、厚生年金保険料についてです。
社会保険はあくまでも保険制度です。
当たりまえですが「支払った金額に応じて給付が行われる」
どのような金額を支払って、どのような給付が受けられるのか、
最近、若い人で社会保険の義務のある働き方にも関わらず、
「社会保険に加入したくない」
「社会保険を払ったら手取りが減る」
「どうせ年金なんか貰えないから」
など、否定的な声がありますが、それは専門家からすると大きな間違えだと
強く言いたいですね。
日本人なら、一生お付き合いしていく年金制度、労働保険、社会保険制度
になりますので、その仕組みや内容をしっかりと理解頂きたいと思います。
私も社会保険労務士として、このような啓蒙活動をさらに実施していきたいと
思います。