かわパパのお気楽日記

お気楽に思ったことをテキトーに毎日書いています。

板橋区が第1位!

2011-10-14 05:57:20 | 日記
9月30日発表の東京都の工業統計調査(速報)で、
板橋区が製造品出荷額で23区内で大田区を抜いて第1位となった。

板橋区の産業に関わっている人のなかで一部大変盛り上がっているようである。
「そりゃあうれしいよねえ」
私は、「やったー」と板橋区の産業を支援をしている人は、ガッツポーズをしているんじゃないかと思うね。

私は板橋区の若手経営者や起業者の集まりで挨拶をしたことがあって、「板橋区で会社を経営することは、他の区に比べて大変恵まれています」とお話ししたことがある。
板橋区中小企業振興公社があること、制度融資が充実していること、産業見本市や製品技術大賞、コミュニティビジネスコンテスト等の中小企業応援策がとても充実しているのである。
工場ビルという縦に延びた工業団地があることに最初はとてもびっくりした。
そして最大のメリットは、区長を筆頭に区職員が産業振興にとても熱心であることである。

今回の1位にはいろいろな要因があると思う。
板橋区の産業の特徴のひとつである印刷業が事業所数の第1位であること。出荷額では輸送用機械に次いで2位だったということが利いていると思う。他の業種に比べて海外等の影響が少ないのかもねえ。中国で雑誌や本を印刷しているなんてあまり聞かないからね。

それにしても東京都全体の事業所数は平成2年から3分の一弱。出荷額は平成3年の半分以下。
結局中小企業が生き残るは大変な時代ということか。
板橋区では事業所の数では23区でベスト5にも入っていないのに、出荷額ではベストワン!つまりひとつの事業所当たりの出荷額が大きいということ。大企業化である。
ますます小企業は生きにくい状況。

まあ会社員も生きにくいけれどね。
だからこの統計を分析すると、中小企業に勤める従業者は、会社が廃業等でなくなるというリスクを抱えていることになる。もし就職するとしたら印刷業で従業員が増えているところが生き残る可能性が高いことが分かるね。参考にしてください。人気ブログランキングへ
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コメント
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