本日、地元の夕刊に告知されていた、アクアマリンふくしま水族館隣 ・いわきららミュー隣で開催された、「南東北&北関東オールドカーミーティング2010」を見に行ってきました。
なんだか思ったより大規模なイベントらしく、相当数の旧車が終結しており、盛況の様子でした。
↓ここに紹介のサイトがあります。今年で3回目のようですね。
http://www6.plala.or.jp/oldcar/
私の親父も長い事、日産の営業で食ってきましたから、クルマ、特に私も含めて古い車が好きなので、普段は年寄りという事もあり家で退屈しているようなので、親孝行で一緒に親父も連れて見に行くことにしました。
ま、私が見に行きたかったんですが・・・
「ノスタルジックヒーロー」誌(実は愛読書)や、「オールドタイマー」誌の愛読者が多いようで、マニアックな旧車が多数、並んでおりました。
天気も良く、人も大勢見に来ておりました。
旧車の中でも日産車が特に台数が多い。人気のある箱スカやケンメリ・ヨンメリ・フェアレディ関係が多く、それはそれで感動したのですが、特に感動したのがこの一台、今回おそらく唯一のスバルである、「初代レオーネ・4ドアセダン」だ。
これを見つけた時、正直、自分の目を疑いました。
これのライトバンや、輸出仕様になった5マイルバンパー付き・丸目4灯のバージョンなどは写真では見た事があるのですが、これは4ドアセダン、希少価値の高い、というか存在自体奇跡といえる個体です。終始食い入るように観察してしまいました。新車か?と思うほどコンディションが良い!
樹脂部分のくすみも無く、信じられないほどピカピカでビックリです。よく見るとスバルのエンブレムが黄色。ナンバーも当時モノ。「ST」というのはグレード?それとも排ガス対策の「Seec-T」(シーク・ティー)の事か?
独特のコークボトルシェィプ。カッコイイなぁ!ホイールはエンケイのようでした。
そういや、子どもの頃、このテールランプを結構見かけたような気が・・・
特徴あるボンネットのプレスラインや砲弾型のフェンダーミラー。
生で初めて見る、お約束のスペアタイヤが鎮座するエンジンルーム。ノーマルっぽい感じでした。この当時から既に水平対向、スバルってのはほんとに個性あふれるクルマづくりをするメーカーだ!
スバル1000などに見られた、デュアルラジエーターは無いようです。
このレオーネのオーナーさんとしばし談笑したのですが、人当たりの良い60前後の精悍な初老の紳士で、若い頃はトラックの運転をやっていたとの事。レオーネに乗る前はスバル1000やff-1などを乗っていたそうです。
私など及びもつかないスバル党・真の”スバリスト”でした。
派手な旧車が多い中、目立たぬ存在でしたが、これが見られただけでも来てよかったと思いました。「レオーネ」というと、昔から地味でパッとしないイメージで世間では思われていますが、地味でいいんです。違いの判る人を裏切らない個性と性能を備えてますから・・・
我がB4のご先祖、これからも大切にしてくださいね。
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