さてさて、中国の99式戦車の製作ですが、いつになく早いペースで進んでいます。
BMP-3完成の喜びが大きかったためか、最近また模型道に邁進しています。
とりあえず帰宅したら、自分の部屋に直行し、2時間半くらい作業をしています。
それで99式戦車なんですが、鬼門である足回りの組み上げに突入。
ただでさえ単調な連結キャタピラであるにもかかわらず、ランナーからの切り出しゲートが4つってヲイ。
嫌がらせですかそうですか。
まずランナーから切り離したものが左。
それを右のように、また湯口をニッパーで切り、その部分をカッターでカンナがけしなければなりません。
これで片側分です。気の短い人は発狂しますね。
片方が終わって、もう片方にとりかかります。
転輪に入れるはずのポリキャップが入っていませんので、サスに転輪をはめてもグラグラします。転輪には接着剤をつけません。
前から後ろまで転輪にテープを貼ると、キャタピラを巻いた際に、転輪がサスから落ちにくくなります。
位置決めをしたら、転輪と、そこに巻きつけたキャタピラのみ、接着します。
接着後、車体から外した状態。この方法だと、足回りの塗装が楽になります。
転輪とキャタピラは、ガッチリくっついています。
接着剤は溶剤が飛んで乾燥する際、若干収縮するので、完全に硬化するまでは車体から外さないようにしましょう。
また、このサイドスカートとフェンダーも接着せず、ダボ穴にはめるだけにしておき、塗装後に接着するようにします。
ここまで仮組が終わりました。
砲塔の正面の装甲板にヒケがありますので、パテ埋め。
今回、初めてホビーボスのキットを作っていますが、タミヤのようにピタリとパーツが合うわけでもなく、さりとて東欧のキットのように完全に上級スキルを求められるモノでもなく、ドラゴンのように細密な感じでもない・・・
しかし組み上げが進むと、実車のイメージをよく捉えており、全体形としては満足のゆくものです。
なかなか愉しいです、中国のMBT。