エクシーガで段差のある道を通ると決まって「バタン」という音が聞こえます。
これは以前からオーナーの間で問題視されていた点で、原因についても様々な事が言われていましたが、暇なのでちょっと調べた上で対策を施してみたいと思います。
それ以前に、サブトランクと蓋の当たる部分にスポンジテープを挟めたりしていたのですが効果が低く、まだバタつき音が聞こえるようです。
原因を探るには対象物を特定し、よく観察するしかありません。
エクシーガの最後尾のカーゴスペースは2重構造になっており、トレイなどを順番に取っていくと、最後にスペアタイヤが鎮座するスペースが現れます。
どうもこの辺が音源ではないかと疑い、施工を開始しました。
スペアタイヤ周りの鉄板部分にはなんの遮音措置も取られておらず、叩くと「コンコン」と薄っぺらい鉄板特有の音が・・・
唯一、タイヤの座布団代りとしてクッション材みたいなのがあるだけで、遮音性は無さそうでした。
そこで登場のニードルフェルト。遮音材です。5年くらい前、プリメーラのやかましさに苦しんでいた時に購入したモノです。
価格は2000円位で、高いものではありません。これをフロアに敷き詰めて、リアの遮音をしようってわけです。
おおざっぱにフェルトを切り出し、二つ折りにして敷いてみます。この際、スペアタイヤ固定用の出っ張り部分の見当をつけておきます。
試しにタイヤを置いて収まりを確認します。
更に奥の方にもフェルトの二つ折りを詰め込み。
更に両脇にも。
スペアタイヤを所定の位置にセットしたら、工具類の入った発泡スチロールの物入れを上から押し込んで、トレイが閉まるのを確認して完了。
【効果はどうだったのか】
効果はありました。段差がある道での走行中、リアからのバタバタ音がピタッと無くなりました。
一部では3列目シートの取り付けガタだとか、トレイのバタつきとか言われてましたが、要するにサブトランクのトレイがバタバタする時の音が、遮音処理のされていないボディの鉄板に反響し、発生していた音だったようです。
それがニードルフェルトによって吸音され、音が出なくなったという事なのではないのでしょうか。
フェルトは制振には効果はありませんが、吸音には効果を発揮します。
リアからの雑音も減った様な感じもします(結構な量を使ったので)。
オマケ。「お台場スワップミート」で購入した看板を車庫に取りつけてみました。
また、同じイベントで買った旧タイプスバルマークの転写ステッカー。
良い味出してます。