今年の暑さは異常ですね。
この辺はしばらく雨も降ってません。雨でも降れば涼しくなるんですが・・・・
会社から帰ってくると、庭の花とか野菜が「クタ~」っとなってるんですよ(笑)。
あぁ~、植物もツライんだな、と・・・・水撒きが日課になってます。
てなわけでパンターFです。
今度はパステルを使って立体感を出していきます。
どうするかというと、車輛の「縦線」と「横線」、あるいは「曲線」の「交わるところ周辺」にパステルをなじませ、遠くから視た場合の車輛の重量感というかなんというか、つまり模型っぽく視えないようなトリックを使うわけですな。
模型は縮尺してあるので、実物と同じように色をのせても本物らしく視えません。
それを、なんとなく(ここ重要)本物っぽく見せるテクニックです・・・
目の粗いサンドペーパー上でパステルを粉にし、それを筆先に少し付けます。最近は汚し塗装専用のパステルが出てるらしいですが、私は市販の画材用のを使っています。何種類か混ぜて使います。
こんな風にして・・・・なすりつけます。
対象物の塗装がグロス(艶あり)だったりすると、この作業はうまくいきません。塗膜のザラザラにパステルの粉を擦り込むわけですから。
おおざっぱですが、ほぼ終わりました。この工程を経る事で見た目に奥行きが出て、模型に「生命感」が出てきます。
パステルはアクリル溶剤に溶けるので、やり過ぎたら修正が効きます。
また、アクリル溶剤を使って微妙なボカシを行う事が可能です。
今回は下地がプライマー色なので、よく映えるよう、パステルの色味は濃いめにしています。後からのウェザリングで、ここで付けたパステルの色は緩和されてしまうので、この段階ではやや派手目にパステルを塗ります。
また、今回は戦車兵のフィギアを乗せて見る事にしました。
いつも車輛単体なので、もっとドラマ性を・・・というと大袈裟ですが、兵士との対比で戦車の大きさなんかを実感してもらえば。
フィギアは面倒くさくて、いつもスルーなんですが、ちょっと変化を出したくて。
いや実際余裕無くて、車輛単品だけでいっぱいいっぱいなんですよ。