本日のなかじま●寒波の中にも春の気配♪

女社長のストレス解消、大好きなパーティがまさかの「お料理教室♪」に発展です。

ふたりのパウロー宗教のゆくえ

2005年04月10日 | 私的時事・BZ
ローマ法王、ヨハネ・パウロ二世が亡くなったが、一方で、
カトリック系の宗教法人の牧師が、
信者の少女への性的暴行で逮捕された。

この、まさに天と地以上の差のあるニュースにも、共通点があるのに気がついた。
ふたりの宗教家の洗礼名(?)は、どちらも「パウロ」。

バチカン、サンピエトロ寺院の最高権威者であり
全世界のカトリック教徒の心の父であるヨハネ・パウロ二世の死は
>世界のニュースとして駆け巡り
多くの人々が、その死を痛み、 >愛と祈りをささげている。


もう一方は?

報道を知って、怒りを感じた人は多いだろう。
女性は特に、そして同じ年頃の子どもを持つ親たちなら・・・・・

このふたりのパウロの人生を、これほどに隔てるものは何か。
たった一言「人格」である。
人の、格が違う。
「格」とは何か、心、生き方、向上心、人品、倫理観、愛・・・・
たくさんのものが揚げられるだろう。
しかし、それらを総合していうとしたら、「ヒューマンスキル」ではないだろうか。

私たちは何も持たずに生まれ、様々なモノと仮想と、善と悪にさらされて
死に向かって生きる。
死は、私たちの目的地であり、そこに向う旅を「人生」、
つまり人が生きる道となる。

ふたりのパウロは、私たちの心にも住んではいないか?

ふと自分にそんなことを問い、怖くなってしまった。
宗教を持たない私には、具体的にい祈る神はいないのだけれど
ふと、「神よ・・・救いたまえ」と祈りたくなってしまった。

心が痛む出来事・・・・・・・・

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4 コメント

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深いコラムです。 (のりぴょん)
2005-04-10 22:34:32
ふたりのパウロ。

そうですね、本当に違いすぎる宗教者の生き様。



私も特定の神を持ちませんが、

日本には八百万(やおよろず)の神がいらっしゃって、

山にも、海にも、物にも神が宿るという考え方は

とても素晴らしいと思います。



同時に、「神をも恐れぬ」振る舞いが多すぎるこの頃。

「人が生きる道」を考えたいですね。
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Unknown (山猫編集長)
2005-04-11 11:56:26
なかじまさん、ごぶさたです。

春ですね!

宗教はムズカシイです。

あまり論じたくはない分野です。(^^)

編集工学的に「名前は人の記号」とシソーラス的に言い換えてみると、単純なんですけど。

ワタシの本名は昔の「反戦論者の国会議員」の名前と同姓同名なんですよ。

そんなにエラクはなれません!

(^^*

--(や)--
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宗教論 (髭親爺Baffi)
2005-04-14 22:51:56
なかなかうならせる内容で面白く読ませていただきました。

確かに宗教は自由で、信ずれば宜しいかも知れません。

私は神よりも自分を信じます。宗教を信じて信じる人だけが救われ、信じない人は救われないなんて思想はおかしいと思います。信じない人まで愛せる事ができれば...憎い人まで愛する事ができれば...戦争なんて起こらないと思います。私の好きな言葉「汝、隣人を愛せよ」「左の頬を打たれたら右の頬を出せ」キリスト教が正しいとは言い切れないような気がしますが、様々な宗教が有るけれども自己中心的な考えが多すぎるような気がします...私は争いが大嫌いです。でも自分を守る為に正当防衛な行動は起こすとは思いますが、自分から進んで戦いを挑んだりしません。何ごとも心を開きあえれば理解できると信じています。
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宗教というのは・・・・難しい (ご無沙汰です なかじま)
2005-04-15 12:10:44
のりぴょん、お久し振りです。



山猫編集長、「シソーラス」って、思い出します。



Mr.Baffi 親鸞は「信じない人でも救われるのだから

信じる人は当然救われる」っていってますけど

コレってとっても日本人の根源的な発想だと私は思うのです。



やっぱ、宗教って人間学ですかねぇ・・・

誰にも、心は、深く未知な宇宙というか

暗黒みたいなものがあるので

そこをつかれると弱いですよね。



宗教って、倫理のハザードなのだと思うのですが

八百万の神様の国に生まれた私は

どの宗教でもいいじゃないか、と思うのですが

「わが仏」については、確かに昔からいわれてきたように

話題にするものではないものなのでしょうか?



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