陸上自衛隊 思い出のOH-6D ヘリコプター 離陸前 2018

「フライングエッグ（空飛ぶ卵）」

普通なら　他のヘリコプターはトーイングカー　 トーイングトラクター （航空機牽引車）を使うのですが　このヘリは人力です('◇')ゞ

 

観測ヘリコプターのOH-6D（オスカー）。操縦室が丸くタマゴ型をしてかわいいと「空飛ぶタマゴ＝フライングエッグ」という愛称で親しまれた小型ヘリコプター
陸上自衛隊の駐屯地祭でもよく見かけました(^^♪
空飛ぶタマゴとは言い得て妙です(^^♪
一時期には陸上自衛隊で調達数は380機（最終的には387機）　今後　価格の問題からもこれ以上の調達数を見込める機体はないでしょう　小柄な機体ですが、最大4名乗務可能
昭和54年度から配備された「フライング・エッグ」2020年3月26日全機退役　

フライバイワイヤや油圧などがなく(@￣□￣@;)！！　機械式ロッドで操縦桿やペダルは操作して複雑な（今では普通の）操縦系統がない( 一一)
巡航距離は460キロメートル　最高速度　280㎞/ｈ　重量は1.36トン
（これくらいの機体なら改修工事なしで　護衛艦に離発艦できそう　甲板でどう艦に止めるか　ってのはありそう）

やっぱり　全部　人力で　離陸場所まで　運んでいきました(*^^)v　

車輪のついた　コロの道具は　使いますけど・・相手はヘリコプターですから

陸上自衛隊以外でも海上自衛隊でも同型機が練習機として導入OH-6DA
退役前には地上展示の航空祭・駐屯地祭でも展示されましたが　連絡用輸送用として運用されたといいます。
後継機であるOH-1観測ヘリコプターは事故と長い間の飛行停止状態があり　今だ全機運用には至っていないようです。
☆写真は海上自衛隊の基地での撮影ですので海上自衛隊の隊員の姿が映っています。　制服の色が違うのは　陸自　海自　と制服が異なるためですので念のため