7月27日(水曜日)蒸される。
身長よりはるか高く咲く”むくげ”。(秩父:カミさんの実家で)
皆野町にはむくげ公園がある。しかし
秩父の実家や皆野の義姉のところには、
何回も通っているのに、一度も入ったことが無い。
近々、寄ってみることにする。
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木槿 (むくげ)
色々な色がある。
実と種
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・葵(あおい)科。
・学名 Hibiscus syriacus
Hibiscus : フヨウ(ハイビスカス)属
syriacus : シリア(小アジア)の
・開花時期は、 6/25頃~10/15頃。
・中国原産。平安時代に渡来。
・中国名を「木槿(ムージン)」と呼ぶ。
漢字はこの字があてられている。
漢名の「木槿」の音読み「もくきん」が
変化して「むくげ」となったとも
、
韓国の呼び方「無窮花(ムグンファ)」または
「ムキュウゲ」が変化して「むくげ」となった、
ともいわれる。
・朝方3時頃に開花した花は夕方にはしぼんで
しまう「一日花」で、
「槿花一朝(きんかいっちょう)の夢」
(人の世ははかない、の意)に例えられているが、
次々に別の花が咲くため長く咲くように見える。
★ 韓国では「無窮花(ムグンファ)」といい、
国の繁栄を意味する花として国花になっている。
★強い木で、枝を切って地面に刺しておくと
いつの間にか根づくらしい。
・8月28日の誕生花(木槿)
・花言葉は「信念」(木槿)
・「道のべの 木槿は馬に 食はれけり」
松尾芭蕉(野ざらし紀行)
「それがしも 其(そ)の日暮らしぞ
花木槿」 小林一茶
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私はこのむくげの花は”葵=あおい”と勘違いしていた時期が有った。
実際良く似ている。
”立葵”
・葵(あおい)科。
・学名 Althaea rosea
Althaea : アルテア属
rosea : バラのような
Althaea(アルテア)は、ギリシャ語の
「althaino(治療)」が語源。
薬効があることから。
・開花時期は、 5/25頃~ 8/ 末頃。
・小アジア、中国の原産。日本へは古くに
薬用として渡来した。
唐の代以前は、蜀葵(しょくき)の名前で
一番の名花とされた。
日本では、平安時代は「唐葵」と呼ばれたが
江戸時代に今の「立葵」になった。
・人の背丈以上になり、ぐんぐん伸びる。
・「葵」とはふつうこの「立葵」のことを
指すらしい(葉がどんどん太陽の方に向かう
のところから「あうひ」(仰日)の意)。
ただし、京都で毎年5月15日に行われる
「葵祭り(あおいまつり)」の「葵」は
この立葵ではなくて、江戸徳川家の紋所
として知られる「双葉葵(ふたばあおい)」
という名の草のこと。
・別名 「葵」(あおい)、
「花葵」(はなあおい)、
「梅雨葵」(つゆあおい)、
「唐葵」(からあおい)、
「ホリホック」 「ホリーホック」
英名。”ホリーホック聖地”からきており、12世紀頃の十字軍が
シリアからこの花を持ち帰ったことから。
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