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退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

今がつらいなら、よくやっているということだ

2013-09-03 05:37:57 | 韓で遊ぶ

成功の反対語は失敗ではなく放棄だ
「マーガレット ミッチェル」は事故で足を怪我し、若い時に新聞記者の仕事をやめて退職した。人生が終わってしまったような絶望に落ち込んだ。大きな夢を抱いて記者として仕事をしていたのに、26歳の花のような年に足が使えず、仕事まで失って目の前が真っ暗だった。
「足を怪我して記者生活はできないが、自分ができることがあるはずだ。」
心を決めて彼女は小説を書き始めた。生まれて初めて書いた小説なので、話の展開が簡単ではなかった。それでも、あきらめないで作品を書いて、実に10年かけて小説を1冊完成した。原稿を持って3年間、多くの出版社を回ったが誰も目を向けなかった。文学賞を受けた作家が書いたものでもなく、名前も知らない人が書いた小説を誰が見るのかと、冷たく扱われた。原稿がぼろぼろになる程、ミッチェルは出版社を回った。
ある日、彼女がレイスンと言う出版社の社長に会おうとした。約束もしないで社長が旅行に出かける時間に合わせて駅に行った。
「社長、どうか、旅行しながらこの原稿を一度読んでください。」
社長はマーガレットが切実に頼むので原稿を受け取りカバンに入れた。旅行を終えて家に帰って来た社長のところに電報が来ていた。
「原稿を一度読んでください。マーガレット」
数ヵ月後、電報がまた来た。
「原稿を一度読んでください。マーガレット」
3回目の電報が来た時、社長は駅で切実に頼んでいた顔を思い出し、ぼろぼろになった原稿を読み始めた。
社長は小説を読んだら、どっぷりとはまった。マーガレットが10年の間書いた小説を短時間で読みきった。出版されると、1日に5万部が売れた。当時、1936年にはものすごい事件だった。これが正にあの有名な「風と共に去りぬ」だ。

自分の限界を超える人の話は同じような共通点がある。それが正に熱情があるという点だ。熱情が無ければあきらめる。熱情はエネルギーであるから、熱情がさめると嫌気がさして無気力になる。成功は熱情と言う華麗さより、熱情を守るために努力した汗にある。不断の努力をしなければ、はじめに抱いた熱い心を維持することはできないから、心がさめるとあきらめたくなるのが自然の現象だ。限界を超える者には、皆、熱情があり、その熱情こそ人生を光らせる原動力だということができる。
持っている物が無く、時間がなく、能力がないと、すべてのことを投げ出してしまいたい時、不可能は無いと信じなさい。人生は、失敗する時、終わるのではない。失敗は新しい機会を持ってくる。

人生はあきらめた時に終わる。あきらめない限り機会は訪れる。一度も倒れたことの無い人を私達は成功したとは言わない。倒れるたび起き上がる人、環境に勝った人に成功したと拍手を送る。もしかしたら、成功は失敗の反対語ではなく、あきらめの反対語かも知れない。
あきらめなければ希望がある。最後まであきらめないと心に決めなさい。環境がくれる苦痛が大きい程、偉大なことを成すために最善を尽くすと心に決れば幸福だ。いつの瞬間も、あきらめなければ夢はかなう。


コメント
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