馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

過ぎていく日々!

2011-10-06 14:08:00 | 日記

101日(土)午後2時、海老川沿いを歩き診療所に向かう。

秋になろうとする陽射しが水面に射し込み、川底に揺らぐ水草を映し、鯉が水草の中に入ってじっと動かなくなる。

秋の水温はまもなくやって来る冬の到来を告げ、川の生き物達は脂肪を蓄へ、

越冬準備に取りかかる。

診療所で血圧の薬を受けとる。

老先生とは敬老の日の夕方、馬喰町駅でばったり会った。

先生は世田谷に住み、船橋の診療所まで医療事務をする奥さんと通っているの知った。

血圧の薬をもらい、午後3時開店の居酒屋一平に入る。

月に一度、診療所の帰りに寄るようになった。

昨年亡くなった友人が毎晩飲んだ店だ。

30分程で切り上げ、漁港に向かう。

茜色に染まった船溜りは早朝の出船入船の喧騒は消えて

漁師の影は無く、ハゼ釣り人が少しいるだけ。

一昨年9月互いに手術入院する前にハゼ釣りしたのだ。

 食道癌で逝ったあいつが漁港のたいこ橋を渡って

沈みかけた夕陽を背にうけて帰る後ろ姿は寂しかった。

たいこ橋遠景

水門は大震災で破壊され閉じられたままだ。

明日はあいつを偲んでハゼ釣りをするか!