5月7日(水)朝、妻に言われた。
今日は、お父さんの命日でしょ。
忘れていた。
29年前、越後湯沢の山間の旅館で客死した。
5月の連休中 山岳遭難で死者12人
40年以上前、私も激しい登山をしていたが
当時も遭難死は多かった。
しかし、当時とは遭難者の様相が違うような気がする。
当時は、一定の限られた登山家が
過酷な登山を覚悟してたゆまぬ訓練をしたが
不運と力尽きて遭難。
大学山岳部の遭難が多かった。
私が所属した体育会山岳部も
76年の歴史とヒマラヤ登頂もした。
遭難死も8名になる。
数年前、遂に部員が入らずOになり廃部なった。
中高年登山者が増加して、底辺は拡大したが
登山技術習得せず、装備は上等
アクセスも容易になった。
来年には、「山の日」休日が出来るらしいが
メディア、観光業界が登山を商業ベースに乗せる
魂胆で危険な登山ツアー募集するでしょう。
5月4日の高松山ハイキングで遭遇した
トレラン女性から、お礼のメールを頂いた。
又、友人からもメールがきた。
以下メール分
こんにちは。
先日、高松山でお世話になりました○○です。
名刺を頂いておりながら、こちらの名前をお伝えしておらず、大変失礼いたしました。
あの日はどうにか家までたどり着き、翌日、休日診療の病院で診てもらいました。
休日の当番制だったため、あいにく整形外科の先生はいらっしゃらず、外科の先生の診察となりましたが、
湿布と痛み止めの飲み薬を処方していただきました。
昨日、今日と安静にしていたので、だいぶ症状は落ち着いてきている気がいたします。
肉離れの痛みよりも、ももの内側の筋肉痛がひどいかもしれません。
夫も筋肉痛が辛いと申しております。
あの場でオジさんにお会いすることが出来、本当に良かったです。
足は痛いし、暑いし、道も分からなくなっていたので、かなり心細くなっていました。
応急処置をしていただき、また、一緒に下っていただき、とても感謝しています。
色々なお話をお聞きすることができ、とても貴重な時間となりました。
高松山は、ひたすら走って登って、頂上の手前で肉離れし下山したので、とにかく辛い記憶しかないのですが、
山頂で撮った写真を夫に見せてもらって、あぁ私もこの景色を見たかった…と強く思いました。
足が良くなったら、再度高松山に登りたいと思います。
それまでに、登山についての本を読むなどして、少しでも知識を深 めたいと思います。
このゴールデンウィークも北アルプスなどでの遭難や滑落で死亡のニュースを目にしました。
山に登る以上、それなりの知識と体力とを備えてなければいけないと痛感しました。
私たち夫婦のようにトレラン楽しそう!みたいな安易な気持ちで登ってはいけませんね。
トレランはこの先本格的にやるかは分からないですが、
ロードのレースの目標の4時間切りを目指して日々トレーニングしていきたいと思います。
今は早く足を治すため安静第一ですが…。
改めて、本当にありがとうございました。
まだまだ肌寒い日もございますので、どうぞご自愛ください。
「メールを見て、大事に至らず良かった」。
ご夫婦の苦い経験を即座に反省と理解力は
やはり、日々のスポーツ精神のもたらしているのでしょう。
※ 謙虚で礼儀正しいご夫妻ですね!
又、ブログを見た友人からメールがきた。
お疲れさまでした。人助け,さすが一ノ倉沢を制覇したクライマー,オジさんとの山登りは安心できます。
谷川岳一の倉沢
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%B2%B3
彼とは夏に丹沢に登り、下山後
スパに浸かり、酒飲むのを楽しみにしている