馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

お婆ちゃんを見舞う孫。

2014-12-21 17:24:04 | 日記

12月18日(木)

恩讐を越えてからの 続き

 

15時半 商談を終え、息子は山手通りをクロスバイクで

渋谷松涛の病院に向かった。

私は中野坂上から丸の内線に乗車して赤坂見附で銀座線に乗り換えて

渋谷駅に着いた。

スクランブル交差点で信号待ちしていると

息子から、「病院に着いた」メールが入る。

クロスバイクは25分間で到着。

電車だと病院へは45分かかる。

 

東京オリンピックまでに、都内に自転車専用通路が出来れば

便利、快適、ビジネスシーンも変わるだろう。

是非、実現して頂きたい。

 

3階の病室に入った。

お袋の眼は輝いていた。

息子を見て直ぐに名前を呼んだ。

2年ぶりに会うのだ。

 

息子が生まれて半年間、実家に住んだ。

 

その後、失業してマンションのローンも払えなくなり

幼稚園に入学する息子と2歳の娘を連れて実家に戻ったのだ。

お袋は孫が一緒に住んで大喜び。

妻とは約束していた。

「2年間、起業してダメだったらサラリーマンに戻って」

必死に働いた、お金が無かったので

お袋が作った乾燥芋を東京タワー近くの公園で昼時、池前ベンチで食べた。

池の鯉に芋屑投げ込んだ。

水面に写る自分の惨めな姿に涙が込み上げた。

電車賃がないので、都内は徒歩で営業した。

 

2年後、前に住んでいたマンションに戻り

息子は小学校入学、娘は幼稚園入園

歳月は進み、息子の台湾留学費用を

可愛い孫のために出してくれたのだ。

 

祖母と男の子の孫はとても相性が良い。

18時、病室を出ようとすると

「寂しい、寂しい」と訴える。

 

夕闇の道玄坂を下る。

ホテル街を横切り、喜楽に入る。

瓶ビール、餃子、中華麺を頼む。

2階店内は空いていた。

ラーメンお宅の息子が

焦がし醤油の中華麺を食べて

「旨い」!と言った。

19時 店を出て渋谷駅に向かった。

 

息子はスクランブル交差点をクロスバイクを押しながら

人群れに紛れて見えなくなった。

緩やかな坂を登り葛西まで帰るのだ。

私は銀座線に乗った。

翌日、時間を聞いたら

「約2時間」

 

私の歩数計も

18.328歩

13.196m

2時間32分

 

異常でした。