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馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

退院日 延長か?再診か?判断を迫られる。

2017-04-09 23:47:23 | 日記

4月8日(土)

 

朝6時 眠れぬまま、カーテン越しには小雨だ。

 

 

10時には退院予定。

昨日、16時 入院費は清算していた。

金額16万円

 

妻から、「9時50分に病院に着く」メール。

昨日は、「見舞いに来なくていい」と伝えていた。

 

7年前 同じ病院で放射線治療をした妻。

暖房の効かない地下廊下でずっと待ち続けた。

 

 

体力のない妻にわざわざ2時間余の遠距離を

来なくてもいいのだ。

 

6時に女性看護師が、検温血圧を計測。

膀胱の残尿も量る。

残量が多い。

頑張っても、少量のトマトジュース状が排出されるだけ。

戸惑いの表情を浮かべる看護師が言った。

「今日は土曜日ですので、担当医師はいません」。

他の医師は、遅い時間に来ます。

待っていただき、再診して

入院延長するか判断しましょう。

 

その間、尿漏れを防止するため、院内コンビニに

オムツを買いに行く。

 

オムツを装着して、ベッドに横たわる自分に姿を想像するだけで何とも惨めだ。

 

10時に病室に妻が入った。

状況を伝え医師が来るまで待機。

11時過ぎても医師は来ない。

昼飯は無いので、コンビニで

妻用の飲食物を買わせる。

11時半 若い男性医師二人が入室。

メーンの医師は市川海老蔵そっくり。

そう言えば、海老蔵の住居はこの辺りだ。

 

医師は、はっきり明確な語り口。

 

「膀胱の周囲にある前立腺に針84本を刺し込んだのですから

傷つき腫れるのは当然です」。

 

「腕を叩かれば、青紫に腫れるでしょう」

尿道の周りは前立腺で覆われています。

そこが腫れるのですから、尿道を圧迫して

尿を通らなくして、更に出血が凝血してしまいます。

尿道を塞ぎます。

 

 

このまま、入院継続するか

尿管カテーテルを装着して

退院後、診断するかです。

「入院継続はしたくない」と言った。

「唯、尿管カテーテルは辛い」。

「病院内で使うのより細いので

違和感は少なくなります」。

再診は14日(金)午前10時半。

 

数秒の沈黙。

 

仕方ない。

装着を承諾。

 

医師が装着した。

 

その後、3種類のカテーテル器具を院内コンビニに

妻が買いに行く。

看護師より、使用方法を教えてもらう。

日常生活用(2時間以内)

外出用 (遠距離 電車、車)

就寝用

 

やれやれ、大変なことになった。

 

こんな姿を他人に見せたくない。

妻には見せても、息子娘には嫌だ。

更に、他人には見られたくない。

息子には言ってある。

「見舞いは断れ」

 

山岳部同期の闘病で悲しい想いをした。

 

病院を出たのは午後2時半過ぎだ。

小雨の桜道をスーツケース、リュック、傘差して駅に向かった。

途中、駒沢大学駅、押上駅でおちんちんではなく

ビニール管を出して駅トイレで放尿ではなく排出した。

16時半自宅着。

 

 

 

 

 


小線源治療後 人間辞めたくなった!

2017-04-09 21:09:05 | 日記

4月7日(金)

2時間余りの眠り後、6時目覚めたが

 

尿管カテーテルを外すのは9時過ぎ。

8時に朝食が運ばれたが、食べる気になれない。

 

9時、看護師より、地下のCT撮影室への指示。

やっと、尿管カテーテルを看護師が抜いた。

脱力感!

ほっと する。

撮影後、点滴棒を引きながら地下からエレベーターに乗ると

1階から老夫婦が乗り込む。

老夫婦は、私を見詰め

夫人が「何のご病気ですか」?

「前立腺癌です」

「うちの主人は前立腺肥大症です」

「お大事にしてください」

これから、入院のようで不安げだ。

私のやつれ顔を見て気になったのだろうか?

 

12時少し前、 点滴終了。

身体装着した器具が全て取り外しされた。

数度の採血跡が残るだけ。

解放感でベッドに横たわる。

2月初旬にあんちゃんが、入院中に読めと持ってきた

 

本を読み始める。

 

寝不足だが、痛みで眠れないのだ。

 

尿意感が頻繁に生じるが、トイレに向かうが

排尿がままならない。

夕方、男性看護師が、膀胱に溜まる尿を計測。

460CCが残存。

苦しい辛い。

人間辞めたくなる。

18時 夕食

食べたくないが、食べて水分補給しなければ体がもたない。

 

その後、看護師が、血圧、体温、尿を計測。

ベッドに横たわると、尿意をもよおすが排尿できない。

ベッドからおりて、床に膝をつき

両腕をベッドに投げ出し寝ようとするが駄目だ。

ベッドの顔埋めて苦悶。

この時、人間辞めたくなった。

壁の丸時計を見上げた。

まだ、午後8時だ。

翌朝 10時退院まで苦悶が続くことになる。

翌朝

意外な展開になるとは気づいていなかった。