7月31日(日)娘は早朝から荷物を段ボールに詰め込んでいた。
7月10日に婚姻届を出した、旦那が9時40分
昭島からやって来た。
娘の部屋を見て
「相変わらず乱雑だな」
平然とする娘
私は苦笑する。
経緯は下記プレビュー参照
☆机の乱れは、心の乱れ☆
仕組まれたお見合いらしき行事もあった。
娘は7月10日に婚姻届を役所に届けた。
美しい姓名で小説 青春の門から頂いた。
香春は残るが姓は変わった。
昼にショッピングセンター内レストランで
2人だけで食事すると車で昭島に帰る。
青梅線の駅に官舎があり
そこから、霞が関と品川まで通勤。
掃除洗濯料理を全く手伝いをしなかった。
妻が癌で入院した時、洗濯機を回した。
「突然 変な音がすると言う」
洗濯機の中にしまい込んであった
洗濯籠を入れっぱなしでON。
驚いた。
兄である息子も
「妹が包丁を使って料理すことを見たことない」
心配している。
誤解なき言い方すれば
私も息子も、結婚するのだから
当然 女は料理出来るのだと思い込んでいる。
学生時代、卒業間際のキャンパスお嬢さんは
部活動を辞めて料理教室に通い出した。
妻に言わせると、
あたしだって出来なかった。
弊社で働いていた中国人女性も
結婚するまで料理をしなかった。
毎朝、妻が4時50分起床
朝食を作り6時に娘を起こす。
弁当を作る
7時20分 娘は駆け足で駅に向かう。
帰宅する午後8時半
再び、妻は夕食の準備。
上膳据え膳である。
娘が出ていった小さな部屋には
幾ばくかの、衣類と本

1月に97歳で他界した祖母が
買ってくれたベッドがあった。


これから、妻と二人だけの生活。
私とお袋は性格がそっくりと言われる。
私と娘も性格がそっくりと言われる。
孫娘も恐ろしく似ている気がする。
イタリアの名作
『ララビアータ(片意地娘)』です。

喧嘩ばかりして冷戦もあるが
心は夏の北アルプス蝶が岳で眺める
穂高連邦にオレンジの夕陽が
一瞬に落ちて消えた。
その静寂に、雲間からお月さんが冷たく現れる。
父親は 離れてゆく娘を
見上げる夜空で涙目になる。
入浴終えて
18時半 妻と二人だけの食事
互いの無言がその想いだ。
☆机の乱れは、心の乱れ☆
はいだしょうこ 「ありのままで」 「Let It Go」