台湾の真実 テレサテン 国葬

今から27年前　平成7年
西暦1995年5月28日
僕は台北にいた。
世界一の人間密度の台北の街並みは
朝から静かだった。
車のエンジン音は、時折通り過ぎる。
敷石が崩れた歩道には人影はなく
静まり返っていた。
私が宿泊するホテルは、海外出張のビジネスマンが宿泊。
観光ホテルではない。
小さなホテルだが、日本語が通じて
商談には最適なのだ。


何だか分らぬまま、フロント女性に訊ねた。
「テレサテンのお葬式です」
状況が飲み込めない。
「テレサテンはエイズで死んだと聞いていますが」
フロント女性は
「そのようなことは言ってはいけません」
睨まれた。
その日、商用もキャンセルになり
既に夏の陽盛りの台北の裏通りをぶらぶら。
餌を貰えぬ野良犬が、あちこちから現れつきまとう。
することもなく、ホテルに閉じ籠った。
後に　国葬であることを知った。
ホテルには宿泊客は殆どいなかった。
上階の最高価格の部屋を
ノーマル価格で提供してくれた。




中国民主化支援と挫折


没後50年は生前の姿であり続ける。なお、台湾でこのような形で眠っているのは、蔣介石、蔣経国、テレサ・テンの3人である。

テレサ・テン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%B3

テレサ・テン - Wikipedia

創業３０年の記憶（5）棄てる神あれば拾う神あり。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/89bd53b2b6deb52a3b0bf9174bb24c0c

創業３０年の記憶（5）棄てる神あれば拾う神あり。 - 馬鹿も一心！

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