12月5日、午前10時 自宅に不動産会社担当がやって来た。
玄関から入るが太った身体が廊下をふさぐ。
販売委託している柳橋マンションの状況説明。
中国人投資家が購入申し込みがあったが
突然帰国して行方が分からない。
そんなことだろうと驚かない。
午後から銅線巻作業
エアコン故障の北監獄部屋で銅線巻作業
午後4時駅に向かい買い物
夕暮れの街角、飲み屋小路は眩いイルミネーション
木枯らし吹く師走なのだ。
一仕事終えた人々が誘蛾灯の暖簾を潜る。
飲み屋小路
午後9時 暮れなずむショッピングストリート閉じた。
LEDライトの煌きが漆黒の夜空に星たちに代わってさんざめく。
ショッピングストリートさんざめくLEDライト1
足早にコートに包まれた女性従業員が駅に向かう。
コロナ、戦争、政治家の背任、大手企業の腐敗
全てが混乱、混沌として不透明。
我が親族も波乱の出来事。
来年はどうなるか
男兄弟3人、70代後半
人はいつか死ぬ。
早くても遅くても、だらだら生きても、嫌が応でも死ぬ。
その朝、元気に出かけても事故に巻き込まれ死に夜には死体で戻る。
およそ、この世でいつまでも変わらぬものはない。
始末整理が遅々として進まない
取り戻せない時間の中に、人生の儚さ滲んでる。
余命旦夕迫る。
だが、終活ではなく長命活に挑む。
ショッピングストリートさんざめくLEDライト2
荒木一郎・・空に星があるように