馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

焼酎ハイボールで人生の憂いを吐き出す。

2023-12-11 08:40:00 | 日記

12月78日(金)

人生の運命の曲がり角にはいつも転居があった。

続きます。
10月8日(金)妻は午前10時、息子宅へ向かった。
外出嫌いの母親を案じてのことだ。
イタリアから届いたステーショナリー類
万年筆に日本ブランドのインクに差し替える作業。
歩き、手の作業、孫娘とのお話しを楽しむ。
認知症予防?
夕食は、息子と娘で外食。
私は自宅でトランス製作作業。
17時、夕闇の街角に向かった。
妻の監視のない、鬼の居ぬ間に洗濯ならぬ胃腸の洗濯だ。
街角には、一仕事終えた人達の行き交い。


煌煌とネオンが誘蛾灯の如き誘う。
何処からやってきて何処に向かうのか。
飲み屋小路の角に侵入。

目指すは、焼酎ハイボールと絶品煮込みで
喉胃袋、腸を満たし人生の憂いを吐き出す。

カウンター席のガラス窓越しに、湯気曇り調理場が浮かぶ。

妻からサイゼリヤで食事中のライン。
強炭酸のハイボール後、新潟の巻機の銘酒を頂く。
20代、孤独なひとりぼっち登山をした越後の巻機山の名前。
焼き鳥、玉子ニラとじ

憂いを流して小路を出た。


さんざめく街角を後にして、防潮堤を通る。
海風が、身を包む61歳独身で逝った同期の遺品の茶色のコートが
風で擦り切れた旗のように翻った。
振りかえ街明かりの残影が眺めた。

ちあきなおみ 夜のプラットホーム(淡谷のり子)1939年