馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

ウッドペン 返品

2011-05-26 11:33:39 | 日記

525日(水)妻が来て検品作業した。

癌を放射線治療により早く回復したが、自宅で安静だけでも

ストレス溜まるので事務所で気晴らしも兼ねて来る。

   

先月500本納品したウッドケース入りウッドペンが

全て返品された。

検品もしたのだがウッドケースの塗装色が均一な色になっていない。

濃い塗装が多いから再検査して濃いケースは不可となった。

検査結果182ケースが納品出来なくなった。

木は生き物で工業製品ではない、様々な環境、気候、樹育年齢により

違いが出る、又工芸品とは違い美的感性まで求められているとは

考えていない。

本来他社が販売していたが弊社に突然依頼があった。

理由は他社が仕入れを継続できないと言ったらしい。

  

わずかの利益だったが返品により赤字になった。

数年前、やはりアルミケースの色が悪いと千本のボールペンが返品になった。

今回も同様になった。

クライアントは安さを要求するが、品質は銀座高級店のウインドウに飾られて

いる商品と同一なクオリティーを求める。

この感覚と価値観を共有するには非常に長い年月をかけて体験を

積み上げる以外にない。

他社も出来ないので断ったのだろう。

弊社も次回は注文を謝絶する。

 

インポートメーカーは辛い!


逃電 その7 妬み

2011-05-25 17:42:30 | 日記

トンネル会社事件もうやむやな解決で終わり、誰も管理監督責任を取らなかった。

逃電も社長が退任するが無報酬だと報道されたが、不名誉な辞め方だが退職金はがっぽり頂き責任逃れて生活安定。

原発被災者は困窮の生活を今後も続けなければならない。

私のいた会社も上にいけば行くほど責任逃れがうまくなる。

零細企業の経営者だったら負債は妻、子供、孫までも追いかけられる。

JAL破綻で役員が生活保護になったとは聞かない。

  

本日のランチ チーズフォンジュ

 

歳月は流れ息子も生まれ、船橋にマンション購入した。平穏なサラリーマン生活、自宅を出る時、妻と抱かれた息子が道路まで見送りする日々が続いた。当時仕事の他に労働組合中央執行委員をしていた。輪番でなっただけで名前連ね意見も発言もしなかった。関心がなく、8月の全国大会で任期終了を心待ちしていた。しかし、書記長に任命された。後に何故選ばれたのか真相を知る事になる。組合の事や労使交渉など全く理解していなかった。組合はユニオンショップ制だったが組合員構成は女子社員が7割、定年後採用が2割、1割が男子社員、各支部は女性組合員だけが多く活発な活動は出来なかった。

殆ど本部中央執行委員会方針、決定、交渉妥結を追認するだけだった。

私は書記長になっての改革は女子組合員を積極的に役員に任じた。

今まで男子一部の組合役員と会社側担当者の馴れ合いだったが、裏交渉をさせずに

オープンにした。

会社側はかなり当惑した。秋闘は圧倒的な組合員のスト権確立交渉99%支持を得て

緊張した労使交渉を辿り、組合設立して初めて36協定破棄を決行

賃金交渉で要求を満額獲得した。

このことから会社側も従来の舐めた対応から変化が生じ

真摯な話し合いが日常交渉でも行われるようになった。

強いリーダーシップは違う波紋を及ぼした。

組合が注目されるようになると労使の経営会議も開催され

他部門の寄り合い所帯で芯となる経営目標があいまいであった。

経営側が策定する経営企画は全て本社親会社向けにであったが

組合は会社独自の主体性ある賃金と労働協約締結を迫った。

互いに一致する部分もあれば相容れない部分もあった。

 

当惑したのが上部団体の組合連合組織だった。

私が会社側交渉の過程で「上部組織とは組織合一しない」と明言したからだ。

会社側は驚きと歓迎を示した。

しかし上部組織は秘密裏に従来役員と組織合一を今期中に成し遂げると

約束していたのだ。

春闘が始まると上部組合連合組織から役員がオブザーバーとして

関与してきた。

私は上部組織から約束違反だとして、激しい吊るし上げを受けたが動じなかった。

会社側との裏約束メモや上部組織との秘密合意事項が次々に明るみになった。

このことが私を書記長にさせた要因だった。

組合は行き詰っていたのだ、いずれ公にしなければならない裏取り決めを

お人好しで能天気な私に責任を押し付けたのだ。

 

書記長が内外から注目されるようになると組合執行部内で嫉妬嫉みが

汚泥の中から湧き上がるメタンガスように現れた。

組合を利用してのしあがろうとする邪な役員から

労使関係とは全く関係ないことで追求と非難が繰り返された。

男の嫉妬心が高邁な理想、志、優しさを捨て去り

むき出しの憎悪に変わる。

現在、日本が震災で深刻な国難に陥り国民が一丸となって対処して

いる時、与野党はくだらない言動で揚げ足取り、どうでもよい事を

国会で追及、まるで小中学生の喧嘩だ。

金子みすずの詩 

こだまでしょうか』


「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。

「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。

「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。

一般国民は冷静で政治家を冷めた目で見放している。

 

組合幹部の書記長への嫌がらせが 

女子組合員から見ると男の陰湿な我欲だと、見透かしていることに気付かずいた。

ご立派な意見で書記長をなじっている組合幹部は

結局トルストイの童話 「イワンのバカ」に出てくる悪魔のように

誰にも相手にされなくなった。

続く

  


東電 逃電 その6

2011-05-22 18:23:29 | 日記

逃電が隠蔽していたのかはっきりしないが続々新事実が出てくる。

東電苛めても解決できない。

体質的、構造的に現在の役員達では対応できない。

現場経験も殆ど経験なく、社内出世競争で勝ち抜いて役員になったので

他人を蹴落とす、責任回避、自分だけは安全圏にいて

下請け社員に指示するだけの事しかしてこなかった。

例えが少しずれるが、私が軽食喫茶で皿洗いをしていた頃

グラスに氷を砕いて入れるのだが、アイスピックの持ち方を

教えてもらった。

小雪が出るCM「ウイスキーはお好きでしょ」の

彼女がアイスピックの持ち方では氷を持つ手の平に突き刺してしまう。

見た瞬間「危ねえー」と声出した。

製作者が実体験をしていないので具体的指示が出来ない。

 

昨夏、北アルプス槍ヶ岳で、電通が日清のラーメンのCM撮影した。

槍の頂上でタレントがスーツ姿でラーメンを食べるシーンだが

ヘリコプターを飛ばしての撮影だった。

撮影のため一般登山者を岩壁に30分以上留まらせていた。

企画した電通・日清食品担当者は槍ヶ岳登山経験が殆どなく又

現場がどのようなルートであるかも理解せず

己の利益のために一般登山者を危険にさらした。

落石、転落で死傷者が出る可能性が想定できない。

全てが驕りで傲慢で頭の中だけで自己想像と思い込みで

下の者に指導という管理監督をする。

逃電は

被災者の現実に目をそむけ、自分達の生活だけは確保して

賠償に応ずるなど中小零細企業では考えられない。

 

新聞に著名人、タレント、文化人が原発翼賛文化人殿の表題があり

原発推進した彼らが現在その言動を隠していると書かれていたので

ネットで調べたら以下のブログがあった。

 

一方、原発推進派の学者や芸能人は数え切れないほどである、TVにしばしば登場する有名人(電波芸者?)は殆ど、推進派である。「皆で渡れば怖くない」という迷言を吐いたビートたけしはいうまでもない。彼は、『新潮45』の2010年6月号で、原子力委員会の近藤駿介(東京大名誉教授)と対談した際、原発安全神話を本気で信じていたのか、それとも「皆で渡れば怖くない」と思っていたのだろうか、次のように言っていたという。

”「原子力発電を批判するような人たちは、すぐに『もし地震が起きて原子炉が壊れたらどうなるんだ』とか言うじゃないですか。ということは、逆に原子力発電所としては、地震が起きても大丈夫なように、他の施設以上に気を使っているはず。だから、地震が起きたら、本当はここへ逃げるのが一番安全だったりする(笑)。でも、新しい技術に対しては『危険だ』と叫ぶ、オオカミ少年のほうがマスコミ的にはウケがいい」””

地震の時「原発施設へ逃げるが一番」と喧伝してきた彼だが、まさか今の福島原発事故現場で作業員と共に高濃度の放射線を浴びる勇気があるとは思えない。

 

今TVでたけしが司会する なんとかタックル、Nなんとかの

番組でビートたけしの表情が興味ある。

原発問題では従来の歯切れ良い毒舌が聞かれず

目が虚ろだ。タモリのように政治に口出さず

お笑い芸人らしく真っ当なお笑いに専念してほしい。

谷川岳衝立岩


ネイルアート検定試験

2011-05-21 20:44:51 | 日記

519日(木)デザイナー女性が早めに仕事を終えた。

今日は池袋サンシャインプリンスホテルに宿泊する。

18時チェックインして翌朝9時チェックアウトすると

素泊まり2600円だそうだ。

驚くべき安さ!

大震災後、観光、ホテル業界は青息吐息状況が続く。

 

30年以上前、労組書記長だった当時、

労使交渉のため 秋闘、春闘で一ヶ月以上泊まりこんだ。

月額宿泊費用が100万円を超えた。

高層ホテルが都心に続々オープンした頃だ。

ベッドが割りと硬く、上は羽毛カバーだったが

これがとても寝心地良く快適だった。

労使交渉の思索を練り、ワープロもパソコンもまだ世には

出ない時代だった。

組合速報の原稿を書くと深夜午前2時に印刷会社の営業が来て

持ち帰り朝8時には校正をホテルに持参した。

夕方までに速報を刷り上げ全国の組合支部に印刷会社から送った。

当時労使交渉に行き詰まり5月連休も自宅に帰れず

プリンスホテルに泊り込んだがストライキ突入するか否かで

眠れぬ日々を過ごし、高層階から孤独に都心の夜景を眺め苦しんだ。

 

彼女は友人がネイルアート検定試験を受けるので

その爪モデル?になった。

 

文化会館で翌日午前中3級試験が行われた。

前回も受験したが不合格だった。

私にはネイルアートに検定があるとは知らなかった

男は殆ど知らないのではないか?

彼女は爪モデルするよりネイルアートを施すほうが向いている。

翌日午後事務所に戻ってきた。

ホテルでのランチで激辛トマト坦坦麺を食べてメールで送ってきた。

  

午後事務所に戻り爪が真っ赤に輝いていた。

20時、退社する彼女が激辛坦坦麺だったので

トイレでお尻がひりひり痛かったと言った。

そう言えば、先日

「社長、トイレで大便流していませんでしたよ」!と言われた。

えっ えっ!そうだった。

「私もその上からしましたが」

痴呆が進んだのか、又は自宅トイレは排便後立ち上げれば

自動的に流してくれるので勘違いしたのか?

いずれにしても、私が心身加速度的に退化あるいは老化しているのは

間違いない。

 


情報漏洩!

2011-05-19 12:18:00 | 日記

独立行政法人 住宅金融支援機構 収賄事件発覚

情報を室長が業者に漏洩したとして逮捕された。

新聞報道を読み、かなり前にあったことを思い出した。

 

数年前、住宅金融支援機構から突然、電話があり入札参加要請があった。

内容は広告用ボールペンを配布するので是非入札資格を申請して

見積り書を提出してほしいとのことだった。

弊社は公的機関と取引したことがなく、突然のことで戸惑った

担当者が懇切丁寧に指導してくれた。

国内では製作できない特殊なボールペンなので

弊社に依頼が来たのかと思い懸命な工程作業をした。

担当者もボールペンの仕様が理解出来ないので丁寧に

納期、不良管理も教えた。

見積価格も「○○円位になりますか」?

「○○円以下にはなりますか」?

「いいえ、そんなに安くはなりません」

電話でのやりとりは詳細具体的だった。

入札参加業者は10社以上あった。

国内筆記具メーカー、大手文具卸、百貨店、企画会社等だが

特殊ボールペンを直接海外から取引できる会社は殆ど無いし

そのノウハウも他社は持っていないだろうと思った。

  

入札結果は!

弊社は2番目の安さで落選。

3番目以下は弊社の2倍近い見積価格が殆どだった。

落札した会社とは僅差で負けた。

落札した業者は地元の小売店だった。

当時海外筆記具は不良率が2割に達するので

かなり注文数量より多めに製作、そして国内で検品作業しなければ

納品できない。

結果は釈然としなかった。ダシに使われた?

弊社が情報を反対に洩らした結果のような気がしたからだ。

まあ!大した事ではない。民間企業同士だったら

弊社にサンプルだけ製作させ、そのサンプルを他社に見積もらせ

巡り廻って弊社に戻るという節操のない会社がかなりある。