馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

創業30年の記憶(2)

2012-11-11 17:06:36 | 日記

11月11日(日) 1982年 昭和57年11月11日

今から30年前、サラリーマンが昼飯を食べ終わり、それぞれの職場に戻る

時間帯に神田駅ガード下の立ち食い蕎麦屋で具の無いうどんを食べた。

隣は活版印刷所で早刷り名刺を午前中頼んでいた。

オジサン、オバサン二人で薄暗い裸電球の下で鉛の活字組んでいた。

今では活版印刷は消滅したのだろうか?

白地の紙に会社名と氏名、住所、電話番号を印刷しただけの

名刺100枚を受け取った。

名刺には株式会社名と代表取締役の肩書きを入れた。

実際には登記していなかった。

本社登記をしたのは翌年昭和58年7月1日だ。

名刺を持って10分程中央通りを歩き7階建てビル4階に上がった。

銀座線三越前、徒歩60秒に事務所を借りた。

3坪にバス、トイレ、ガス、キッチン付

家賃 月6万6千円 保証金10ヶ月

当時坪単価2万円は高かったがロケーションが良かった。

ビルは中央通路の両側に3坪から6坪単位の小部屋が

まるで刑務所の独房のように並んでいた。

中古で買ったスチール製事務机、丸椅子、小さな中古のスチール棚

新婚の頃使っていたソファを置いた。

クーラーは無かった。

人が一人座れるスペースしかなく来客が来れば事務所対面の

喫茶店で商談する。

 

名刺が出来上がった日が創業日とした。

その日 名刺代金を払ったら小銭も無かった。

銀行、郵便局も閉まり

横浜に帰宅する電車賃が無くて

創業日に事務所ソファで寒さに眠れないまま朝を迎えた。

将来を暗示する艱難辛苦の始まりだった。


創業30年の記憶(1)

2012-11-10 17:48:09 | 日記

11月10日(土)娘は昼食後、泊まりがけで出かけた。

広島出身の同僚宅で牡蠣鍋パーティーをして

そのまま泊まり、翌日曜はそこからアイリッシュダンスの練習。

体力あるなと感心する。

妻は母親が、やっと介護施設に入居が決まり

手続きのため出かけた。

 

私は昼飯後 いつものようにソファで午睡を始める。

晩秋のこもれ陽がスカイブルーの空から窓越しを抜け

白いカーテンを黄金色に染め、やわらかい光が私をつつむ。

先週ブックオフで定価660円の文庫本

ミステリー マルタの鷹 を400円で買った。

寝転んで読み出したが、忽ちまどろんでしまった。

 

夢の中だったのか、息子が

「親父!会社創業30年になるが、何かしないのか」聞こえた。

ぱっ!と目覚める。

パソコンを立ち上げ会社のホームページを見た。

創業 昭和57年11月11日 (横浜)
記されていた。
 

正しく 明日11月11日に創業したのだ。

あれから30年が経った。

私は65歳になった。

こうして何事もなく平凡に暮らして、あたりまえのように過ぎてゆく日々

創業時、一日たりとも休めず、将来への展望が見えず

眠れぬ日々が続いた。

夜中に自分自身の呻き声で飛び起きたこともあった。

橋の下

洪水、土石流、濁流に飲み込まれながらも、必死に枯れ枝に摑まりながら

妻と子供二人を離さずに、河口近くまで流れて着いた。

 

記憶に留めるために、半ば呆け始めた脳を起こして

30年の思いを書こう。


クリスマス商戦始まる!

2012-11-10 16:49:08 | 日記

11月9日(金)桜のアクセサリーが完成した。

直ちに売れた。

  

http://www.sanshoright.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=94

弊社のオリジナルアクセサリー

好評だったスワロスキー付シルバーボールペンが完売したままだったが

新たなデザインで製作した。

http://www.sanshoright.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=177

弊社のオリジナル品は西洋文化と日本文化を組み合わせている。

シルバー、スワロスキーそして日本的な桜をモチーフにしたデザイン。

一般受けしないようだが、独特の感性を持った男女に買って頂いている。

そのようなファンを大事にして今後もデザイン製作していきたい。

 

関西のメンズショップから イタリアト・スカーナ ダライッティー社の

筆記具の注文が入った。

  

クリスマスイルミネーションが予定より早く始まったので

至急、遅れとの要望。

先ずれば勝ち!

クリスマス商戦は始まったのだ。

前年のクリスマスは 羽ペンが売れて在庫切れになった。

http://www.sanshoright.co.jp/shop/products/list.php?category_id=42

直ぐに手配しなければならない。


勝つか!負けるか! どっちが旨いか!

2012-11-09 17:55:46 | 日記

11月9日(金)午前9時 自宅出て漁港を渡る手前道路で町会長に出くわす。

町会長「駅まで歩かれるのですか、元気ですね」

私は「いやー 自治会長に負けたいので行き帰り歩くのです」

「ほら!万歩計もぶら下げて、週に一度は両国橋から錦糸町まで歩きます」

町会長「自治会長に負けたくないのですね」

私「いや!負けたいのです」

 

いつも飲む居酒屋あんこうには町内会長がマンションの自治会長と

打ち合わせで度々飲んでいる。

自治会長はデブだ。

その次に太っているのが私だ。

居酒屋アンコウでは自治会長はNO1デブ

私はNO2デブ

NO3は居酒屋あんこうのおかみさん。

 

NO1デブの称号は頂きたくないので

1日5キロ以上歩いている。

 

「何としてもNO1になるのを阻止すべき

毎日懸命な努力をしています」

「町会長、夜あんこうで自治会長にあったら伝えてください」

町会長「はい 分かりました、負けたいと伝えます」

 

なんだかボケおじさん二人の会話は理解しがたい。

 

本日のランチはカレー

 

実は昨夜 カレーを食べたのだ。

次の日のランチがカレーであることは分かっていた。

 

以前から、土曜朝のウオーキング時に

大神宮近くのカレーの店を通る。

11時半オープンなのだが、11時前に客が道路で行列している。

中心地から離れた場所にある。

美味しいからこそ並ぶのだが、食べる機会がなかった。

妻は母親介護で泊まり、娘は飲み会で遅い。

カレーを食べるチャンスがやっときたのだ。

店内は狭い、4人席のテーブルが二つ、二人席が二つのみ。

ご夫婦で営業。

19時 店内の4人席は老夫婦とその息子夫婦がいた。

暫くすると若い女性二人が4人席についた。

私は瓶ビールとキーマーカレーを注文。

ライスは別料金。

 

暫くして若い男性が入店。

これで全てのテーブルは埋まった。

さすがに有名店、住宅街の外れだが満席だ。

 

ではカレーの味はどうかと言うと?

「分からない」味覚音痴だが、確かに洗練された味付けだが

格別に旨いとも感じなかった。

店名 サールナート 

評価は食べログを読んでください。

外に待ち人が見えたので1700円払って早々に出た。

外の待ち人は隣接するとんかつ店 (竹とんぼ)入る人だった。

二年前亡くなった友人が「おいしいトンカツ屋だ」と教えてくれた。

次回はここにしよう。

 

そして11月9日 私は米を三合といで、電気炊飯器に五穀米一袋を入れた。

 

デザイナー女性が野菜カレーを作った。

旨い!

炊きたてのご飯。

新鮮野菜を煮込んだカレー

くつろいだテーブルでテレビ見ながらゆったり食事。

 

外食ランチより家庭料理を事務所で食べられるのはいいな!


久々に権力(権限)を持った無知!

2012-11-08 16:55:24 | 日記

11月8日(木)頭の中が逆巻き田中真紀子のスプリングが切れた。

ずっと、昔 貧乏人は麦飯食べろと暴言吐いた首相がいた。

 

今度は頭悪い若者は学校行くな、社会の底辺で働け!

田舎の貧乏人は大学行くな!

教育の自由を剥奪して国民の知的成熟度を奪う貴族感覚!

そうすると、私など大学へ行く資格がなかったことになる。

 

以前 脳科学者がテレビで「大学などへ行く必要がない」と

テレビ画面からはみ出すような顔でのたまわっていたが

不遜な表情に、思わず画面を叩きこわしそうになった。

お前が大学にいってないのなら多少理解もするが

「私はノーベル賞などもらいたいと思わない」と自著に書いていた。

 

階級社会を進んで作り上げようと意気込む。

堂々と大臣が権力を行使する。

 

たいしたもんだ。

 

感服する!

 

私もずっと昔 サラリーマンをやっていった頃

権力 権限を持った無知に出会った。

4年前 弊社が取引していた女子短大が4年制に移行申請したが認可が下りなかった。

毎年卒業生が少なくなっていた。

理由を聞くと、「学生の質を落とさないために合格者を絞っている」

都内では女子教育で伝統ある有名校。

その影響で弊社の卸す筆記具もなくなった。

 

キチガイに刃物は隔離できるが

無知が権限を行使して人を不幸にさせる

しかし強制隔離は出来ない。

パーソナリティーが歪んだ人間に

説得、理解させるのは困難、

だから無知と言う。

 

余談だが 知り合いの田中さんから

田中姓の大臣が3人も不祥事を起こしている。

日本でも田中姓は多いが

毎朝 新聞見出しに田中と大きな文字がアップされるので

憂鬱だと嘆いた。

やあ! 意外な波紋があっるんだ。