京都・㐂むら(きむら)呉服店公式blog〜受け継ぐ着物

創業87年。2013年に家業を継ぐため異業種から転身。2021年に主人も加わりました。お得な商品の紹介や日常を綴ります。

正絹手描き濃紫地の竹柄の付下と帝王紫の袋帯

2023-02-16 19:00:36 | 着物

新年のご挨拶から随分経ちましたが皆さまお変りありませんでしょうか?

当店ではついに父が82歳を迎えました。

病気知らずの元気な父ですが、昨年秋ごろから年始にかけて色々とありまして、入院するかしないか?大河より一足先に「どうする栄一」状態でしたが、無事治療も終わり今は以前より健康になって店におります
 
母は鉄の女
父は鋼の男
 
売っている反物は柔らかいですが、店員は鋼鉄のような肉体をもつ㐂むら呉服店
またお店に来られた際は、父の「ちょっといい話」聞いてみてください。
 
さて、ちょっとずつ新しい商品も入荷しております。
 
【正絹附下地・濃紫色地に手描き竹の柄金駒刺繍入り】
 
 
昨年から探していた濃い地の附下。
㐂むら呉服店価格で探していたのでなかなか見つからなかったのですが、
ようやく気に入るのがありました!!
 
竹の柄のみのシンプルなデザイン。
竹の葉には淡いピンクと金で小さな菊と亀甲などの柄が染められています。

 
前身には一部金駒刺繍が施されています。
場所はちょうどヒザ上辺りなので正座でにじっても畳を傷つける事はありません

 
左胸には竹の葉に橘の柄。



全部の葉に柄が入っていると豪華になりすぎてしまいますが、一部だけちょこっと染められているので、大胆な竹のわりに大人しくてとても上品です
しかもこのちょこっと柄も全て手描き!
この色と柄が気に入っていただければ超オススメの逸品です
 
帯はクリーム地の帝王紫色七宝柄の袋帯を合わせました。
 
 
花菱のまわりに金糸が施されていて、帝王紫に負けない豪華さがあります。



ちなみに「帝王紫」とは、かつてローマ大帝国時代、生地を紫色に染めるのに小さな巻貝が膨大な量必要だった事から、稀少で高貴な色「ロイヤルパープル」と呼ばれていた事が始まりだそうです。
日本では紫根で染める紫もありますが、どちらもかつては「権威の証」の色として扱われたそうです。
 
附下、帝王紫色の袋帯をお探し中のそこのアナタ!!
是非この機会にお求めください。
 
【正絹附下地・濃紫色地手描き竹柄金駒刺繍入り】
特別価格:SOLD OUT
生地巾1尺(身長約169㎝以下の方までお仕立て可能)
※手縫いお仕立て代、正絹胴裏地(上)、正絹八掛地代含む。
※お仕立には約1ヶ月半ほどかかります。
 
【正絹西陣織袋帯地・クリーム地に紫と金七宝柄】
特別価格:73,500円
※お仕立て代、日本製帯芯代込み。
※お仕立てには約2週間ほどかかります。
 
※価格はすべて税込みです。
(なお価格は変動する場合がございますので、その都度ご確認ください)
 
 
【お問い合わせ】
㐂むら呉服店
営業時間:午前9時30分〜午後7時頃
定休日:日曜・祝日
 
603-8161
京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル0120-293-055
南店直通075-491-2862
kimurakimonoshop@gmail.com
 
 
 
 
 


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