ほぼ2か月ぶりの投稿です。
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しかもなんとローケツ染め!
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和装用?と思わせるビビッドなオレンジの葉っぱ柄の京友禅。
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ひとりタイマーセットして撮影大会する私
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見本はお店にありますので良ければご覧ください。
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ほぼ2か月ぶりの投稿です。
第4話 初めての海外旅行でのショック!
第3話でも話しましたが、初めての海外旅行は1978年夏に取引先の会社からタイへ連れて頂きました。
初めての大型飛行機への搭乗です。伊丹から香港経由バンコクでした。飛行ルートを調べていると当時ベトナム戦争でベトナムを横断する飛行が出来ず、大きく半島を南へ下がり南シナ海の上を飛びバンコクへ着くルートでした。機内の雑誌の中の地図にもそのような飛行ルートが載っていたように思います。
香港を飛び立ち海の上を飛行していましたが、暫くすると陸の上を飛んでいました。「あれっ」と思い窓から下を見ると、緑で覆われたジャングルに大きな穴が沢山あいている地域が眼に入りました。ひよっとしてベトナム戦争で飛行機から落とした爆弾の跡ではないかと気がつきました。大変な姿になっている下界の光景が眼に焼き付きました。
後から聞いた話ですが、ベトナム戦争が終わり、機内の座席の前に置いて有る本の内容を変更する間もない極最近に、ベトナムの上空を民間機が飛行できるようになったとの事でした。
初めての海外旅行は、見るもの聞くもの大変なショックを受けました。例えば見たものの一つに日本に有る多くの仏教寺院の建物は木造で暗い感じですが、黄金に輝く多くの仏教寺院の建物と仏像。その時のガイドさんの話で、一般の人々が暮らしている建物は板を張り付けた粗末な住居ですが、そこに住んでおられる国民の殆どの方々は熱心な仏教徒です。昔からの教えで、生きている間に寺院にお金を寄附すると、寄附が多い人程来世は幸せになれるとの教えが有り、寺院にお参りする時に金箔を買い、その金箔を自分で仏像に張り付けお祈りをされるそうです。上から上から張られる金箔で黄金の仏像が出来上るのです。
又、果物でドリアンという名を初めて知りました。カボチャ位の大きさです。現地の方の大好物の果物との事です。確かガイドさんが見本でドリアンを観光バスのなかに説明がてら持って来られました。一個のドリアンで観光バス内が騒然となりました。私もその何とも言えない臭気で愕然となり黙り込んでしまいました。直ぐに外へ持って出られたと思いますが初めて経験したいやな臭気でした。ドリアンを食べてビールを飲むと胃の中でガスが溜まり大変なそうです。
後日、日本のスーパーマーケットでその果物を見つけましたが、強烈な臭気は有りませんでした。輸出用に品種改良をされたらしいと聞きましたが、未だに真意の程は分かりません。
バンコック市内の観光では大きな川を船で移動しました。両岸にはバラックが立ち並び川を行きかう人々に色々な食糧が売られていました。小さな子供達が裸で川に飛び込んで遊んでいました。驚いた事は川の水が汚かったという事です。ガイドさんの話では、生活用水が流れ込みごみが浮かんでいますが、子供たちは病気にかかりませんとの事でした。一番にトラホーム等目の病気はと思いましたが、抵抗力が有り何ともないとの事を聞き驚きました。44年まえの事ですから、今は随分タイの生活全般が変わっている事と思います。(第5話はホロ・ロマーノの思い出話です)
遅れまして申し訳ございません。
第3話 地球儀のプレゼント!
今から43年前(1979年1月)の事です。
「お誕生日のプレゼントに何が欲しい」と3人の子供に聞かれ即座に地球儀が欲しいと答えました。
丁度1年前に取引先の会社から初めての海外旅行に招待され行く事が出来ました。
秘かに思い続けてきた事は、折角地球に生まれてきたのだから、自分が見てみたい地球の各地の風景。又人間の力によってつくられた建造物やその遺跡。中学校の美術の授業時に教科書の写真だけで習った有名絵画・彫刻等の実物を是非この目で見てみたいという好奇心でした。
初めての海外旅行先はタイでした。日本から飛行機で数時間離れた国ですが、見るもの聞くもの大きなショック(第4話で書きます)を受けました。
初めての海外旅行の体験で、地球の各地を見たい好奇心が一層強くなりました。
当時私にとって海外旅行は夢の夢でした。せめて地球儀を眺めて行きたい国を見つけて満足したかったのでしょう。
子供達に貰った地球儀は直径30cmを超す大きな品です。今でも残っています。地球儀の台の裏に「38歳、お誕生日。お父さんおめでとう」と当時9歳・5歳・2歳の子供の字と名前が書いてあります。夢を抱かせてくれた子供から貰った大切な宝物です。
お陰様で2019年迄の間、行きたかった諸外国へ58回訪れる事が出来ました。今はコロナで渡航禁止。元気な内にあと数か所訪れたい地域が有ります。コロナの終息を願いつつ、身体から好奇心の情熱が失せないうちにとの望を抱いて生きている毎日です。
2日前、テレビから行きたいと思っていたイースタ島の観光が再開されたとのニュース画面を偶然に見ました。まさかと目を疑いました。2023年が楽しみです。