おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

夏の車中泊に備えて・・・ って、するんかいっ!?

2021年06月12日 14時34分00秒 | 車・車中泊
夏の車中泊・・・
実はまだ一度もやったことはない。

そもそも、N-VANがやって来たのが、
一昨年の夏の終わり頃。
一昨年の秋から、去年の春にかけて、
N-VANでの車中泊を始めたものの、
ご存じの通りのコロナ禍で外出自粛、
そして、春から居候デカ猫(甥)との同居。
なんとなく、車中泊どころではなくなっていた。

秋になって、居候デカ猫との生活にも慣れ、
いくらじっと待っていたって、
コロナ禍は治まらないし、
車中泊こそ、三密を回避し、
自分の好きなように行動する手段だ!
と、確信犯的に再開。
去年の秋からは、
だいたい月1ぐらいのペースだ。

冬場の車中泊は・・・
やっぱり寒かった!
そんな、極寒の地じゃないけれど、
本来貨物車のN-VAN、
内装に鉄部むき出しの部分が多くて、
シンシンと冷える。
やはり、なにか文明の利器に頼るべきか・・・



春になってから、次の冬のためにと、
ポータブル電源を購入した。
あと、電気毛布とかも・・・
ただ、今のところ、ポータブル電源は、
デジカメのバッテリーや、
スマホの充電にしか使っていない。



さて、ここからが、やっと本題。

ポータブル電源があるんだから、
夏場の車中泊も可能なのでは・・・?
もちろん、
夜になっても30℃近いなんて日に、
車の中で寝るなんて気は、
毛頭ないけれど・・・(笑)

このポータブル電源は、〇天で購入した。
実はその時、
どういう気前の良さかは知らないけれど、
10000ポイントもの還元!
それを使ってGetしたのが、コレ👇



水が蒸発する際に周りの熱を吸収して、
空気を冷やす気化熱現象を利用した、
軽量コンパクトな冷風扇。



まだ実際に車内で使用はしていないから、
どのくらい涼しいかは、未知数だけれど・・・



さ~、次は虫さん対策だな~!

私が車中泊する目的は、
秋から冬は、野鳥やダルマ夕陽を見るため。
春からは、里山での昆虫探しがメイン。
車中泊する場所は道の駅だけれど、
日中は、こんな所に車を止めている。👇



3月頃は、そうでもなかったけれど、
今は・・・ ま~、すごい・・・
車のまわり、極小の訳の分からん虫から、
大型のアブ、ハエが、わんさか飛んでいる。
当然、蚊を始めとする吸血系の虫も・・・
車に乗り降りするだけで、侵入してくる。

昆虫探しに行っているんだから、
仕方がないことで、
私としても、出来ることなら、
なるべく殺生はしたくない。
お願いだから、私に近寄らないで~!と・・・



蚊取り線香は車内では使えないけれど、
外で、カップ麺すすったりする時に、
あるといっかな~と・・・
あと、昆虫探しでうろつく時用に、
ぶら下げられるケースも買ってみた。
ケースはどちらも、100均。

そうやっていても、
やっぱり何かしらの虫に刺される。



顔や首、手の甲などにも、
虫よけスプレーは欠かせない。
それでも刺されるので、痒み止め。
ひどい虫さんの場合は、
ポイズンリムーバー(応急用毒吸取り器)に、
ステロイド剤の塗り薬。

4月の終わり頃、やられたもんね~。
万全を期していたつもりだったのに・・・
長いチノパン履いていたけれど、
正体不明の虫(?)が裾から闖入、
ソックスで覆われていない所まで行って、
ガブリ!
チクッ!なんてもんじゃなかった。
かじられた!って、思った。
チノパンの裾をめくってみたら、
そこそこ出血していた。
チノパンの裏に血が付くほどに・・・
すぐに車に戻って、ポイズンリムーバー。
消毒して、ステロイド剤ぬりぬり。
それでも、少し熱を持って腫れた。
処置をすぐにやっていなかったら、
結構ひどいことになっていたのかも~。
犯人(虫)は、未だ誰だか分からないまま。



話が逸れたけれど、次が肝心、
車内への虫さん侵入防止策。
やっぱり、ここはオーソドックスに、
網戸でしょ!

N-VANには、
いろいろとオプション品がある。
カタログを引っ張り出して見た。



いや~、いいお値段だろうな?
とは思っていたけれど、
まさか、12,960円とは!
笑える・・・

現物は見ていないけれど、
写真を見る限りでは・・・
たぶん、周辺がシリコンかなんかで、
パカッと装着するだけなんだろうと・・・
これで、12,960円

私にとっては、
毎日使うモノではない。
夏限定、しかも月1、2回。
パカッと簡単に装着出来なくてもいい。

もう、これは、自作だな・・・



網戸用のネットと、
縁の処理をするためのテープを買って来た。
ネットは、税込み548円、
テープは、税込み438円。



新聞紙で、ざっと型は取った。
あとはネットをカットして、微調整して、
まわりをテープで補強して・・・の、予定。

どうやって車にセットする気か?って・・・?

N-VANでの車中泊の時、
運転席と助手席のドアを開閉することは、
ほどんどない。
出入りは、後部のスライドドア。
だから、運転席、助手席のドアの内側に、
養生テープで簡単に留め、
バタンと閉めてしまえば、
それで、OKなのではと目論んでいる。
あ、ちなみに、N-VANは、
後部の窓はあってないようなもの。
パカッと斜めに5cmほど開くだけ。

これが上手く行けば、
日中、虫だらけの場所でも、
運転席、助手席の窓は全開に出来る。
夜、車中泊中も、
全開は防犯上無理だけれど、
少しは開けることが出来る・・・ハズ。

さて、作業に取り掛かりますか・・・



最後に、前回の車中泊前に買って、
役に立ったもの。👇



My洗面器。

私は、化粧することはやめたスッピン派。
なので、車中泊時の洗顔は、
冬場は水パシャパシャだけでも我慢できる。
でも、夏場はそうも行かない。
スッピンでも、日焼け止めは塗ってるし、
虫よけスプレーまで、ぶっかけてる。
ちゃんとクレンジングソープで洗いたい。

ところが、道の駅のトイレの水は、
手をかざしている間だけしか、
流れ出て来ないタイプがほとんど。
あれは洗顔の時、ほんとイライラする。
と、言って、
どこの誰が、どう使ったのかも分からない、
道の駅のトイレの洗面ボウルに、
水を溜めて使う勇気はない。

これは、男性諸氏には、
分からないだろ~な~(笑)






カノコガ・パラダイス!

2021年06月11日 11時20分43秒 | 虫さん
カノコガは、可愛い!


いつも葉陰にひっそりと・・・
そんな佇まいが、可愛い!


隠れているつもりなんだろうけれど・・・



翅、丸見えってのも、可愛い!



そもそも、そんな細い茎・・・



本人は、
隠れているつもりなのかも知れないけれど、
完璧に、バレてますから~(笑)
でも、それもまた、可愛い!


カノコガのカップルを見たのは初めてかも~。


今が1番のピークなのか・・・


あっちでも、こっちでも・・・


毎年この時期、
近所の川辺の散歩道で逢えるけれど、
今年はとても数が多いような・・・
この日、20匹以上は逢ったような・・・

こんなに多いんだもん、
誰か一人ぐらい、
オバチャンと遊んでくれるかも~、
と、ナンパする相手を物色(笑)



この子に声かけてみよ~!
だって、隠れる気が全くなさそうで、
無防備なんだもん。

ね~、君~、オバチャンと遊ばな~い?



えへへへ・・・


うひひひ・・・


あ~、パラダイスだわ~!


ほんと、連れて帰りたい可愛さ!




だ~れも通らない道で、良かった~(笑)







MUSIMUSI 2021/06/01 ⑤ 里山のユニークな虫たち

2021年06月10日 13時27分18秒 | 虫さん

初めて逢った虫さん。
ま、この里山を訪れると、
初めての虫さんに遭遇するのは、
いつものことだけれど、
この虫さんは、何の仲間なのか?
全く見当が付かなかった。


正面に回り込んだ。
大きさは、3cmぐらいか・・・


あ、私のこと、見てる!
と、思った次の瞬間・・・


突撃して来た~!


ひぇ~、睨んでるし~!
かなり、気の強い虫さん。

ハイハイ、わかりましたよ、
退散しますよ!
もうちょっと、
じっくり見たかったなのにな~。

帰宅して調べたら、カワゲラだった。
たぶん、トウゴウカワゲラ属の一種。

全体に黒っぽく、
翅の周囲が淡黄色に縁取られたカワゲラ。
体色には変異があり、
頭部や前胸部に
黄色い部分がある個体もいる。
山地の渓流付近で見られる。
幼虫は、
小さな谷の渓流の石の下で見つかる。
国内ではキベリトウゴウカワゲラ
(本州・四国・九州に分布)のみが、
記載されているが、本州には、
同種と外見での区別が困難な
未記載種が存在する。
      《 昆虫エクスプローラより 》

その1週間ほど後に、また逢った。



同じ個体かどうかは分からないけれど・・・



この時は、大人しかったよ(笑)






こちらも、初めての虫さん。
これは、ハエだとすぐ分かる。


ヒラヤマシマバエ



大きさは、5mmほど。
山間部の川沿いなどで見られるハエ。






この虫さんも、初めての出逢いで、
その所属すら不明で悩んだ。
しかも、写真はこの1枚だけ。

なんだろね~、なんだろね~で、
あっちこっち見ていて、
ヨコバイ科で、やっと見つけた!

クロヒラタヨコバイ
大きさは、4.5~6mm。
分布は、本州~九州。

私の中でのヨコバイは、あのバナナ虫。
こんな、甲虫っぽいヨコバイがいるなんて、
思ってもいなかった。






これは、コメツキムシ
そこまではすぐ分かるけれど、
それ以上は・・・(笑)






この里山にも、いた!
ちっこいアワダチソウグンバイ
グンバイムシは、
まだこの一種しか見たことない。
他の種も、見てみたいな~。





ヤマトシリアゲは、
この里山では良く見かける。
でも、あれっ、このヤマトシリアゲ
首の辺りが、赤い?
別の種類?
と、思ったら・・・



極小の赤いダニが、
まとわりついているだけだった。



あ、そうそう、この虫さんにも・・・



ゴホントゲザトウムシ
この長い脚がなくて、
もっと赤いダニがいっぱいだったら、
まるで、ナウシカの大蟲ね。





1cmちょっとの虫さん。
誰かな~?



ああ、あの子ね・・・
あんまりそのお名前を言いたくない。
数日前、どんぐりうさぎさんとこに、
登場してた時のように
モリチャバネで終わらせようか・・・



あ~、でも、やっぱり、
その胸元見ると・・・

ゴキブリ感が漂っているな~(笑)







MUSIMUSI 2021/06/01 ④ 里山の蛾たち その2

2021年06月09日 13時46分01秒 | 虫さん
5月、いや4月から、
お名前が判らないまんま、
PCの中でお寝んねしてた蛾も、
もう一挙大放出することにした。
後がつっかえているし、
親切な方が教えて下さるかも知れないし、
まあ、蛾の名前が判らないからと言って、
何か問題が起きるわけでもないし・・・



まずは、お名前判明した方から・・・




ハグルマエダシャク
繊細な斑紋がレースみたいで、
透け感がなんとも言えない美しい蛾。
大きさは、25~36mmで、
花の蜜が好きな蛾。




ちっこかった!
カメラを向けたら、
ビョイ~ンと飛んでいなくなって、
もうどこに行ったか分からない。
それでも、どうにか、
別々の個体1枚ずつは撮れた。



コウゾハマキモドキだと思う。
大きさは、14~16mm。
色彩の個体差が大きいらしい。





ツマオビアツバ・・・だよね。
大きさ、22~31mm。





翅の黒い蛾。
以前逢ったことのある、
タケノホソクロバかな?と思ったら・・・


首元にオレンジ色が見えた。
クビワウスグロホソバだと思われる。
ヒトリガ科コケガ亜科の蛾。
大きさは、39~50mm。
それにしても、首輪って・・・
ワンコじゃあるまいし(笑)




ちっこくて、遠かったけれど、
初めての蛾だったのでパチリ。



ゴマフシロハビロキバガ
大きさ、16~19mm。
ボケボケ写真だけれど『牙』分かるかな~?



さて、この辺りから、混沌としてくる。
見て頂ければ、お分かりになると思うけれど・・・




前翅の先端に黒点で、
クロテンシロヒメシャクかな?
大きさは、21~23mm。



別の個体だけれど、同じく、
クロテンシロヒメシャクだと思う。




コチラは、前翅、後翅に1個づつ、
計4個の黒点が目立つので、
ウスキクロテンヒメシャクかと・・・
20~25mm。




黒点・・・ あるような、ないような・・・





黒点・・・ ないよね~?
マエキヒメシャクかな~?
大きさは、20~30mmで、
春型の方が大きいようだ。
黒点がある個体もいるらしいから、
ややこしいったらありゃしない。





ああ・・・ もう、お手上げ・・・(涙)

もうだんだん、
白っぽい蛾を撮るのがウンザリして来た。
そんなに細かく区分する必要性が、
いったいどこに有るんだ!?と、
怒りすら覚える(笑)
ま、逆に、
虫の名前調べて何になるんだ!?
と言われたら、それまでだけれど・・・





黄色っぽい蛾がいたけれど・・・



全体像が分からず、謎のまんま・・・




2cmほどの地味な蛾。


せっかく近くで撮れたんだけれど・・・


地味過ぎて、お名前判らず。


牙っぽいものが見えるので、
キバガの仲間かも知れないけれど・・・


ん~、判らない。




こっちも地味な蛾なんだけれど・・・


お腹の方から見たら・・・


あら、素敵!
でも、お名前、判らな~い!




どなたか、
この蛾たちの名前ご存じでしたら、
教えてくださいませ!
また、名前の間違い等がありましたら、
どうぞ遠慮なくご指摘くださいませ!







アオバアリガタハネカクシ ~あっ、それ、ヤバイやつ~!~

2021年06月07日 13時52分55秒 | 虫さん
昨夜遅く、
猫がキッチンでうなだれていた。
じ~っと一点を見つめて動かない。

ははぁ~ん、何か見つけたな?
たぶん、虫さん・・・

猫の背後から、
その視線の先を覗いてみたら・・・

げっ! 駄目!!
それ、ヤバイやつ~!!!

すぐにガラス瓶に捕獲!



伊達に虫さんを追っかけてはいない。
チラッと見ただけで、
アイツだとすぐに分かった。



アオバアリガタハネカクシ
「ヤケド虫」と呼ばれている虫だ。



この虫の体液には、
ペデリンという物質が含まれていて、
これが皮膚に付くと、
まるでヤケドのような炎症を起こす。
猫であっても、
無事では済まないだろうな。

でも、こんなにも、
マジマジと見る機会は滅多にない。
見失ったら大変なので、
じゅうぶん用心して・・・



けっこう足が速いのよね~。



でも、ひっくり返すと、
なかなか起き上がれない。
よし、今の隙に・・・


6mmちょっとか・・・

本来、湿った場所の地表に生息する虫。
なぜ、どうやって、
こんなマンションの上階の部屋に、
やって来たんだろう?

あ・・・ 私が連れ込んじゃったのかな~?
午前中、近所の川辺に出掛けて、
虫さんの写真撮りに没頭してたから、
その時、スニーカーとか、
チノパンの裾とかにくっついたのを、
部屋に持ち込んでしまったのだろう。
危ない、危ない・・・
以後気を付けよ~っと!



出せ~、出せ~!と言ってたけれど、
明日の朝まで、そこで我慢しておくれ。

そして今朝、
仕事場の駐車場脇に放してやった。


あっという間に潜り込んで、
見えなくなってしまった。