日々徒然なるままに

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鍼に続いては

2017-05-28 22:08:28 | 日記
こんばんは。
この辺りは、まだ淡い夕焼けのような色をした空が広がっています。
雲がない分、それほどには赤くなっていませんけれど。
こう書きながらも、写真は今朝のもの。
ちょうど日の出頃のものですね。
毎日、こんな日の出を写せる位、本来は早起きすべきかもしれませんが;。

                             

昨日遅くにアップしたので、その後の続きを書きますと言った手前?大したことがあったわけではありませんが、少し綴って
みようかと思います、しばしお付き合いの程を。

その前に、昨日の鍼灸の治療についてもう少し付け足しておきますね。
自分自身が元々遠視でもあり、今は当然老眼なのですが^^;、こうしてPCのキーを叩いたりしていると当然かなり目が疲れてきます。
それで、そのことを先生に伝えると、じゃあ、目の周りにも鍼しましょうかね、と言われ、ええ;?と驚いたのですが、目の周りの
ツボに的確に鍼を打って下さいます。
これまでにも、こういう治療を受けたことがなかったわけではありませんが、これほど本数を打って頂いたことはなく、また正直、
半分怖いなという気持ちがあったのですけれど、打った後、眼球自体が懲り固まっていたように感じていたものが、ほぐれている
感じがして頭痛も無くなっており、視界そのものも非常にクリアに感じられ、爽快でした。
この眼精疲労に効く鍼はまた、どうも美容にもよいとのことらしく、殊に女性には密かな人気があるようです。
自分としては美容よりもまずは、このしつこい凝りが取れる分、非常に楽になり、これだけでも治療して頂く甲斐があると感じた次第です。

                                                          

そんな治療も終わり、気分爽快でお茶もし、ということろで昨日は終わっていましたね。
ですので、此処からが昨日の続きとなります。
書くといっても、取り立てて変わったことなどありはしないのですが、その後の足取りについて。

ところで普段、積極的にあれやこれやと健康によいようなものは、今は摂取しておりません。
というよりも、取り出すといくらでもあれもこれもとなりそうで、確かに一時期はそんな風に様々なものを手の平にてんこ盛り状態で
摂取していたときもありました。
ですが、それもどうかなと感じ、今は昔からよくいう肝油のようなものを摂っております。
肝油というと幼い頃、身体に良いからといって飲まされていた記憶がありますけれど、どんなものだったのかまでは定かではありません。
それほど味もなかったようには思います。
ともあれ今は、カプセル状になったものを一粒、毎日食後に飲むだけです。
取り立てて良い、という感じでもありませんが、飲まなくなると、なんとなくしんどいなと感じたりするので、じんわりとは効いていると
いうことでしょうね。
その肝油にあたる健康食品を売っているのが、無添加を歌う化粧品メーカーが出されており、昨日はそのショップへ立ち寄りひと月分の
ものを買い求めました。
化粧自体は、仕事柄さほどする方ではなく、とはいえ歳も歳な故にあまりにしないのもかえって失礼にあたるとも考え、最小限度に
ファンデーションを塗ってちょこちょこと紅をさすくらいのものです。
ま、今更この顔に塗りたくってもさして変わるわけでもなし、とこれもまた開き直りの境地?な自分でして、オバサンじゃけん、こんな
もんでえかろうよ、と考えております;。
ですが、昨日はそのショップの方と話すうちに、多少はこうして頬に赤みをいれると血色もよくなりますよ、等々のアドバイスを受けながら
ほんの少しですが、顔に造作して頂きました。
やはりプロだけあって、僅かとはいえ手を入れて下さることにより、自分でもこんなに変わるのか、とちょっと嬉しい驚きでした。
自分の顔って、し過ぎると目ばっかり強調されて、まるでタヌキみたいになるので^^;、あんまりすることもなかったのですけどね。
たまには、こんなのもいいのかな、と思えたひとときでした。

                                 

そんな事をして頂いたあと、絵葉書を買うため、いつものデパートへ向かいました。
その絵葉書を置いてあるフロアは、いつかお会いした「三米窯の多賀井正夫氏」が個展をしておられた画廊があるところです。
(ブックマークさせて頂いております、ご覧になられて下さいませ)
昨日は、その画廊で人間国宝作家の山本晃氏による金工展が開催されており、拝見(だけ^^;)させて頂いてきました。
切嵌や接合せという技法を用いて金属を加工し作品を作っておられるのですが、その質の高さはもちろん言うに及ばず、緻密な細かい
作業の施されたそれらは、とても金属同士を接合したようには到底思えず、あたかも金属で絵を描いたかのような完成度のあるもの
ばかりです。
当然、それは人間国宝といわれる方が作られたものだけあって、当然といえば当然なのかもしれませんが、ついついそれらの作品に
見入ってしまっておりました。
鷺やふくろうといった動物が施されていたり、なかにはてんとう虫だったでしょうか(違っていたらばすみません;)可愛い虫が、あたかも
そこへ止まっているかのような作品もあり、見飽きることがなく、いつまでも見ていたいようなそんな作品ばかりでした。
作家であられる氏もその会場におられましたが、穏やかな様相の方で、この方がこの精巧な作品を生み出されたのが不思議な位、物静かな
感じの方であられました。
超のつく庶民の自分が、それでもあのようにして先の多賀井氏はもちろん、このように著名な方々の作品を間近で拝見出来るのは、眼福とも
いえるものであるなぁ、とこれまたひとしきり感激しておったのでした。

                               

その後、今度は神戸の特産品を集めた催し物があるというので、これまた行ってみました、
若い頃、神戸に本社がある会社に在職していたことがあり、そんなことからも親しみがあります。
その折に出来た同僚とは今も友人として長い付き合いをさせてもらっています。
そんなこんなで、自分で勝手にご縁を感じ?何があるのかちょっと覗いてきました。
神戸といえば、靴が有名。
幾つかメーカーさんがお店を出しておられ、そんな靴も見てみました。
その中で、手軽そうだけど本革を使った靴を作っておられるところがあり、なんとなく気になって、これまた悪い癖ですが;
試しに履かせてもらうことにしました。
足入れも良く、何よりすごく軽い。
どうしようかなと思いましたが、決断出来ず、ちょっと考えることに。
ですが、その折にそのメーカーさんが長田にあるということから、つい震災のことについて尋ねてみました。
さすがに現在はあの頃のような名残りはないようですが、あの日のことは当然忘れられない、とおっしゃいます。
まだ、夜明け前で皆があそこへいなかったから、まだ良かった。
それでも、自分たちの会社はこのくらいにぺしゃんこになっていて、と手で示して下さったのは僅か数十センチ程の高さ。
ええ?と驚く自分に、それ以上に驚いたのは、そのつぶれた会社の中へ這い蹲って入って行き、中に残っている木型を一つでも
多く取り出してくることでした、と話して下さった事でした。
靴本体の革も大事だけれど、その靴を作る大元の木型がこの仕事の真髄でもあり、命でもあると。
それがなくなると、この仕事は何も出来ません、この木型があるからこそ、こうして多くの靴を作ることが出来るのです、と
それまで笑顔で話して下さった顔がいつしか真顔になり、その当時の状況と相まって伝えて下さったのでした。
聞くこちら側も真剣にそのお話をうかがいながらも、どのような事であれ、その当事者の方たちは決して忘れることの出来ない
事なのだ、と改めて認識させて頂いた思いでした。
今、笑顔でこのようにお客さんに接しられながら、その頃は一からまた会社を興し今のこの段階に至るまでには、並々ならぬ心労と
努力がおありになったのだろうな、と思わざるを得ませんでした。
辛い時期があったからこそ、今こうして笑顔でおられることの素晴らしさ、自分などは到底計り知ることの出来ない重圧を抱えてこられた
からこその、この笑顔なのでは、と感じさせて頂いた気が致しました。
歳だけはくっているけど、まだまだ甘い自分、そんなことも考えてしまう、短い時間でしたがそんな風に思えた事柄でした。

                             
                       
やれやれ、書き終わるとやはり、あるオバサンの一日についての日記となっておりますですね^^;。
申し訳御座いません。
それでも、此処までお読み頂きました皆さんに感謝しながら、今日は終わらせて頂きたいと思います。
お付き合い、有難うございました。

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