日々徒然なるままに

日々感じたことを書いていきます、よろしくお願いします

眩い光   ワンちゃんの慰霊祭

2018-05-10 21:40:35 | 仕事について
こんばんは。
とはいえ、そろそろこの時刻(17時半頃)ではまだまだ日が高い季節となってきました。
なんせ西日本ですから。(笑)
陽射しそのものはこの時期らしい輝きがありますが、吹く風には未だにどこかしら冷たさを覚えます。
それでも久しぶりの爽やかな空気を感じられる一日でした。





                                 

                                



                                




少し前に受け取っておりました月読尊からの言葉があります。
書かせて頂こうと思いながら肝心のメモがどこかへいってしまっておりましたので;、今となりました。
短いですけれど、とても印象に残った言葉でした。



 “ 貴方は何をしに この生をもって

   この世に生まれ出たか

   自分に問うて下さい 

   必ず わかるはずです  ”


なかなか難しいことをサラリと言われておるようですけれど;。
そう言われても;な思いはするところですが、自分が一体何をしたいのだろうか、そう思うことは少なからずあるのではと感じます。
自分自身が何をしにこの世へ出てきたのだろうか、わかりそうで一番難しい課題?かもしれませんよね。
暇な時間に、風にでも吹かれながら少し考えてみるのも如何かなと思います。





                                  





朝はこのところ少しバタついていたこともあり自分ではしばらくぶりな思いで神殿で祝詞奏上をし、その後に静かに座ってみました。


 この気候 この季節らしい爽やかな天気 久しぶり 空気も澄んで心地よい
 
 座る 青葉の中の光をイメージして またピンクの色を思い描いて
 光をイメージ ずっと座っている ただ静かに 目の前は明るい
 そのまま座り続ける (イメージの中で) 下は雲海 広がる空
 
 やがて頭が上へ強く引っ張り上げらる感覚 
 急に頭上から眩い強烈な光が降り注ぐイメージが浮かぶ
 相当に眩しい 強い
 しばらくその光を浴びている
 それが終わってくると 周りの物音 水の流れる音 鳥の声が聴こえてくるよう

 静かに息を吐きながら段々と(身体に)下りてくる感じ
 目を開けると いつになくすっきり気持ちよい 爽やか
 周りもより明るく感じる
 


 〝 自分の道を歩んで参れ  〟



 龍 テラは傍らに感じないけれど?



 〝 あの者は しばし 別へ参っておる

   役目を担う為 

   また力を授かりに   〟


 それでか・・・

 光 この季節の光を感じること





                                  
 




                                  






                                  




今日は最初に話しましたように周りが爽やかなこともあるのでしょうけれど、祝詞奏上後座っておりましてもかなり清々しさを感じておりました。
目を閉じていてもかなり明るく感じられ、それを思いながらも静かに座っているとじきに眼下に波打つような雲海が広がる光景が表れてきました。
それを見ていると次には自分の頭がぐぅっと上へ引っ張り上げられるような感覚がありました。
それと共に頭上から相当に強い光が降り注ぐように感じられたのでした。
この強い光が降り注ぐ感覚はかなり以前、自分がこの神主の仕事を始めて間なしの頃、平伏といい頭を床に着けんばかりにして屈んだ姿勢でおる
際に、目を閉じているにも関わらず眩しい!と感じたその時の光と同じように思えました。
そんな随分昔のことなんて覚えているのかと言われそうですが、あの時の強烈な光は未だに忘れることが出来ません。
後に考えてみて、その光こそが神といわれるものであったのかもしれないと思えたような光でした。
その折の光と今日のそれが同じであるかどうかはこれは自分にはわかりません、ましてやそれが神であったかなど知る由、術もない事です。
それが果たして何であるのか知らずとも光そのものが降り注いだような感覚には違いありませんでした。
光を浴びつつ気持ちよさを感じておったようですけれど、次第にその感覚も薄れてきたようでそれと共に周りの物音、家のすぐそばの細い流れの
音や鳥の鳴く声などが聴こえてきたようでした。

静かに息を吐きながら、感覚としては抜けていた身体が段々と元に戻るように感じていたかと思います。
やがてゆっくりと目を開けると、いつになくすっきりと感じられ爽やかな心持ちになっておりました。
周りもこれまで以上に明るく感じられておりました。

そのような気持ちの中でこれは大神となりますがこのような言葉を賜りました。
同じような言葉をこのところ受け取らせて頂いておりますが、これもいつも申すようにどなたにも言えることなのではと感じております。
自分の進んでおる道を、正しいと思うのならそのまま歩んで参れ、そういうことを言われておるのではと思います。

その言葉を受け取りながら、あれ、いつも傍へ居てくれているテラを感じないなと思いました。
どうやら彼はバージョンアップよろしくまたもや何処かへ出掛けておるようです。
それが一体どこであるのかそこのところは自分にはわかりませんが、何がしか教えを請いに参らせて頂いておるのでしょう。
そんな風に考えながら、この季節はこの時期にしか味わえないこの光を思う存分に感じることでもあるなと思っておりました。






                                    





そんなことを感じていた今朝でした。
昨日、信者さんのお宅にて飼われておりましたワンちゃんの慰霊祭をさせて頂いたと申しておりました。
された方が宜しいですよと前回の厄月の折に話しておったのですが、まさかいきなり今日してもらえますかとおっしゃるとは考えておらず、ならば
一度戻ってそのお祭の支度をして来ますということにし、一旦自宅へ戻りました。
急いで慰霊祭用の祭文(さいもん、まつりふみとも)を用意し他にもこのような祭の時に着用する鈍色(にびいろ)という灰色、グレーの衣装等を
鞄に詰め込み、お昼もかきこむようにして食したあと、出発しました。
此方のお宅、我が家からですと普通の県道等を使うと十数キロの道程ですが、山越えして行けば距離も時間も大幅に短縮出来ます。
そんなわけで一度我が家へ戻る際には通りやすい県道から帰り、再度参らせて頂く時にはこの峠道を通り参らせて頂きました。

お宅へ参ると頼んでおきました榊も近くから取ってきて下さっており、お祭をするワンちゃん用に座卓を臨時の祭壇としてその上に骨壷と写真、
それに生前よく食べていたというおやつ等をいれたお皿などを並べました。
榊には持って参りました紙垂(しで)という白い紙を取り付けます。
座卓には蜀台も立てて灯りを点しお祭をはじめました。
お祓いの後、まずはこのワンちゃんの御霊、魂を今一度この処へ呼び寄せます。
遺骨はそれこそ亡骸ですので、既に此処へはおりません。
奉幣を時計回りに廻しながら魂をこの場所へ収束させるようにして 警蹕(けいひつ)の声と共にこの度は遺骨へと寄り付かせました。
その後に拝礼を致しますが、この時には拍手は音を立てずに行う忍び手(しのびて)という形で行います。
これは大きな音を立てると御霊、魂が驚くからとされておるようです。
この後に祭文奏上を致しました。
祝詞の奏上の際とは違い、しめやかに上げさせて頂きます。
その後に奉幣を振りながら、この度はこのワンちゃんに向かい、一度神様のところへ戻って行き今一度身体を頂戴させてもらってから、もう一回
生まれ変わっておいで、と祈念致しておりました。
このワンちゃん、ウェルシュ・コーギーという犬種でして、本来ならばその寿命は10年以上はあると思いますがこの子はリンパ腫を患い、8歳を
迎えた頃病がわかり、その時点ではあと2ヶ月の命と獣医さんに言われたのだそうです。
それを薬を与えたり点滴をしたりして結局は4ヶ月程は永らえたらしいのですが、やはり最後は食べられなくなり、家の方が心配しつつも止む無く
留守をしていた何時間かの間に息絶えていたとのことでした。
そのような経緯がありましたので、尚の事ご家族も無念な想いがおありだったのではと拝察致した次第です。
祈念し終わり榊を手に取り玉串拝礼を自分とこの奥様とで致し、最後は此方へ呼び寄せていたこのワンちゃんの魂を神様の元へと旅立たせる
ために、今一度今度は反時計回りに奉幣を振りながらおーーーという 警蹕の声と共に送り出しました。
終わりには今一度拝礼をするのですが、この際四拍手する最後の一手は忍び手ではなく、パンッと音を立てて終わりとします。
これは迷った魂としては、この世に戻って来てはならないという思いをこめてのことです。
先程、今一度戻っておいでと言ったじゃない?と思われるでしょうが、この時には新しい生命を授かっておいでという意味からとなりますので若干
ニュアンスが異なります。
少し理解し難い部分かと存じますけれど、此処の部分についてはまた改めてお話させて頂ければと考えます。

ともあれ、このようにしてこのワンちゃんの慰霊祭を終わらせて頂きました。
この後、奥様が遺骨を畑に撒いてもよいですかと言われましたので、せっかくですし自分もご一緒させて頂くこととしました。
2、3年前まで田んぼだったところを今は花を植えたり、その真ん中に紅葉を植えたりした畑が家のすぐ近くにおありです。
自分は奥様に借りた長靴を履かせて貰い、そこへ二人して遺骨と共に出掛けました。
紅葉の周りをぐるりと囲うようにして浅く土を掘り、その中へワンちゃんの遺骨を埋めてやりました。
まるで樹木葬じゃねと二人して話しながら、奥様はワンちゃんの遺骨に向かいより親しげに声を掛けながら埋めておられました。
こうしておけばやがて骨も土に還ってくれることでしょう。
この子の名前は、この子をブリーダーさんのところから貰って帰る時、車から外の良いお天気を眺めながらご主人、お父さんが
「空がきれいだから、ソラにしよう」
と名付けられたとのことでした。
そんなソラ君、今はひとしきり空の上で元気良く駆け回っているのかもしれませんね。
いい加減空の上にも飽きた頃、もう一回健やかな身体を頂戴させてもらい、このお宅へ帰って来てくれればなと思います。





                                    





夜になるとやはりまだ少し冷えるようですね。
季節が進まない感じですが、また急に暑くなるのでしょうか;。
そんな不安定な季節ですけれどはしかに罹る方が増えていると聞きます、二回目の予防接種のお済みで無い方、速やかに医療機関を受診され接種
されることをおすすめ致します。
 



本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。

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2 コメント

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ワンちゃん、戻ってこれるといいですね (あおぞら)
2018-05-11 21:45:37
おっしゃるように此方の世界へ今一度戻ってきてくれますよう、まさに祈るばかりですね。

動物達の方が素直な分、御霊、魂も素直なのだと思います。

仕事のことは追々に書かせて頂く所存です。

○さんもお疲れ様でした^^。

返信する
ワンちゃん、良かった…☆(o^^o) ()
2018-05-11 06:03:23
あおぞら さん お早うございます^ ^

ワンさん、魂は空に還り、お骨は土に戻れたのですね^ ^ ご家族やあおぞらさんが、祈ってらっしゃるんですもん。めっちゃシッポを振って、喜んでおられますね♪(о´∀`о)

あおぞらさんのように、一生懸命 心から 神事を執り行って下さる神主さんが、沢山いらっしゃればなぁ〜と感じるし、思います。当方の近所の神社の神職の方々、叩き直してくれませんかねぇ?(笑) 素人目にもイカンアカンですわ(^◇^;) それか、せめて、いつか此方に遊びに来て下さいませ♪(о´∀`о) ◯の大好き神社さんと観光で、喜んで御案内させていただきます☆(*≧∀≦*) フフ♪\(^o^)/

神事(お仕事)内容も、凄く勉強になります。作法一つ一つに意味があるんだなぁ〜と、感じます。忍び手…成る程。お寺の作法にも、御線香に点いた炎を消すのに意味がありますもんね。

今回も有り難う御座いました!m(_ _)m

又 楽しみに しております☆(o^^o)

あおぞらさん大好きー!p(^_^)q(*≧∀≦*)\(^o^)/
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