昨日の出来事

こんばんは。
今日は、朝のうちこそ雲が湧くように出ていましたが、日中にかけ風も出てきて先ほど外へ出掛けてもどると、なんだか肌寒い位でしたよ。
皆さんの辺りは、如何でしたでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

こんな感じの朝の光景、これが夕方には晴れ渡り、雲一つない青空へ。
一日のうちだけでも、目まぐるしく変わったお天気でしたよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


ところで、夕方時間があれば散歩していると以前にも話しましたが、昨日もそうして歩いていると、ちょっと不思議なことがありました。
大したことでは全くないのですけれど。
いつものように歩きなれたところを、特に何を思うでなく、強いていえば、こうして此処へ居らせてもらえることだけでも、
すごいことだよねとか思いながら。
自分は人間だけど、ごく普通にこうして草もあれば、鳥もいて、こうして空も青くって、ああ、生かされているんだなぁ
これだけでも有難いことだなぁ、とか、ま、ちょっとというより相当変わった自分ですので、そんなことを思いながら歩いて
いたわけです。
すると、どこからともなく、とても清々しいような、少し甘いようななんともいえぬ花のような香りがふわぁっと、ふいに
漂って来ました。
え、この辺りに花なんてあったっけ？
そう思って辺りを見渡しても、そんな香るような花はどこにも見当たりません。
強いていえば、その時自分が居た場所はちょっとした池があるところで、その池の向こう側になにかしらの花が咲いているのが
見てとれます。
もしかしてあの花が此処まで香ってきた？
そうも思いましたが、それにしては距離がありすぎますし、第一その時には風もさほど吹いてなく、風に乗って香りが運ばれて
くるほどでもありません。
また、その場所はいつも通るところでもあり、これまでにも幾度となく歩いているわけですから、もしその花が香ったのならば
それまでにも同じようなことはあったはずです。
ですが、そういうことは当然これまでにはなく、その時のごく一瞬の出来事でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

その時、これって誰でもないけれど、それこそ自然におられる神様？が、有難いなぁと感じた自分に対しての
神様からの返事だったのかな、と感じたのでした。
まさか、そんなことはないだろうとも思いましたが、その場に他に誰か居たわけでもなく、あるのは草やら鳥やら青い空。
心の中で、有難うございます、とどなたとも何ともわかりませんが、そのように御礼を述べていました。
そうして、また歩いていると、今度は黄色い蝶が二頭(或いは二匹でしょうか）お互いに上になり下になりながらひらひらと舞っている
光景を目にしました。
なんとも楽しそうだなぁ、と目で追っていると次にはこれもまた、今度は黒い蝶が二頭、これも互いに追いかけっこをするように
舞い踊っているような姿を見たのでした。

蝶なんて、どこでも飛んでいそうなものですし、見たからといって格段なにがあるわけでもありません。
ただ思い返すと、既にその時間は辺りは日も陰り、薄暗くなりかけている頃でした。
あんな時間にも蝶が飛ぶものなのか、全く知らないのでなんとも申せませんが、頭の中であの時の光景を思い浮かべると
ちょっと不思議な感じもしています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この世の中で、生きているのは人間だけじゃない、むしろその中の一部に過ぎない、自然は、この地球はより多くの生き物たちが
暮らしているところなんだ、そう思いながら歩いていた時の、これらの出来事でした。
ほんの束の間、こう考えていた自分へのちょっとしたご褒美、サプライズだったのかもしれませんね